従来型の86にはなくて、BRZにはあった機能としてワンタッチウインカーというものがあります。
そこそこ年式の新しい車に乗ってる人には、もうすでに慣れた機能だと思いますが、違和感を感じてる人もいるようです。
ワンタッチウインカーってそもそもどんなものなのか?新型のBRZがあったので、実際に試してみました。
目次
ワンタッチウインカーとは何か?
ワンタッチウインカーですが、まずは実際に使ってツィッター動画にあげてみました。
どうでしょうか?
まず最初に断っておくのは、このワンタッチウインカーなるものは、いろいろな車ですでに採用されています。
逆を言えば、旧型のBRZにもマイナーチェンジで採用されていました。ただ86は採用されていなかったらしく、GR86になってから採用されたとのことです。
トヨタ車はこのワンタッチウインカーを採用しだしたのは最近なんですよね。
ワンタッチウインカー最大の特徴は、レバーを操作したら元の位置にボヨヨーンと戻ってくることです。
従来のウインカーレバーって、レバーを操作したら
「カチ」
っとなって、その位置で固定になりましたよね?操作感がカチッとしていて、その場で固定する。
解除するにはハンドルを回すか、反対側へレバーを操作する。位置が固定されているので、ハンドルを回さなくても、手動で解除するのは簡単でした。
では、ワンタッチウインカーはどうか?ワンタッチウインカーはスイッチが2段階に動きます。軽く操作をすると、ウインカーが3回点滅して自動で消えるんです。
強めに2段階目まで操作すると、ウインカーは自動では消えないのでハンドルを切るか、手動でスイッチを操作して切らないといけない。
ここまで書いてみると、自動で消える機能が追加されたウインカーなんだね!便利だね!となるわけです。
しかし、問題なのがその操作フィール。
最初に書いたとおり、ワンタッチウインカーはレバーを操作したら元の位置にボヨーンと戻ってくる。そして、操作感がカチッとしていません。
つまり、手動で戻さないといけないシチュエーションになったとき、操作感が柔らかいために反対側へウインカーを点けてしまうことが起こりやすいんです。
カーブは強めに車線変更は弱めの操作で
実際に使用状況だと以下のようになります。
カーブを曲がる・・・2段階目まで強めに操作
車線変更する・・・1段階目のワンタッチウインカー機能を使う
メーカーが想定している使い方はこんな感じですよね。ただし、操作に慣れてないと、ワンタッチ機能を通り越して2段階目まで強く操作してしまったりすることもあります。
コツをつかむのに時間が必要。
そもそも車線変更時にワンタッチ機能の3回点滅だけの合図で後続車に対していいのかって話にもなりますよね。
教習所では車線変更をする3秒前からウインカーを出して合図しろって習いましたよね。
ワンタッチウインカーだと3秒前に合図したら3回点滅で消えちゃうので、もうちょっと長く点滅していたほうがいいんじゃないって思ったりもしますけど。
このワンタッチウインカーですけど、軽自動車にいだって採用されてきてますから、GR86の搭載はそこまで驚くほどのものでもないんですよね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。