なんと販売スタートしてから7倍の受注を取ったという。幸先のいいスタートを切りました。三菱の新型アウトランダーPHEV。
今度のアウトランダーはPHEV専用モデルになりつつも、7人乗りをラインナップしていて注目の1台です。
そんなアウトランダーPHEVですが、僕も非常に欲しいなぁと思っています。
僕がファミリーカーとしてほしいと考えていたのは、7人乗り以上でHVかPHV(PHEV)の4WDであること。PHVやPHEVでは7人乗り以上の設定がなかっただけに待望の1台です。
トヨタが出すか三菱が出すかどちらかな?と思っていたけど、アウトランダーPHEVが最高の性能でデビューしました。
そんなアウトランダーPHEVですが、現在すでにWEBで取り扱い説明書が閲覧可能になっているので、気になる点を調べてみました。
目次
使用エンジンオイルは0W-20~10W-30まで
搭載されるエンジンは2.4Lの4B12です。
使用燃料はもちろんレギュラー。
充填されるエンジンオイルはSP規格の0W-20。使用可能エンジンオイルとして5W-30、10W-30という比較的高粘度のオイルも使えるようになっています。
10W-30といえば、一昔前の鉱物油に多かった粘度ですね。
エンジンは4B12なので、この辺りは変わらずといったところなんでしょうね。
ちなみにオイルのみだと4.4L。フィルター同時交換で4.7Lです。
タイヤは235/60R18か255/45R20。なんと20インチです。
走行モードは3つ
アウトランダーPHEVの走行モードは3つです。
EVモード・・・駆動用バッテリーの電気を使ってモーター駆動で走る
シリーズ走行モード・・・エンジンをかけて発電させ、モーター駆動で走る
パラレル走行モード・・・エンジンを駆動系統(前輪)へ伝達してモーターでさらにアシスト
この辺りがPHEVといったところですね。
よくハイブリッドなどって、高速道路を走ったりするとバッテリーが逆に重量物になってしまうので、効率があがらない。
アウトランダーPHEVの場合は高速道路の場合はパラレル走行モードで走れます。
ずっとEVモードだけで走っているとエンジンがかかる仕組みになっている
先代のアウトランダーPHEVもそうだったんですが、エネルギーコストを回収しようと電気自動車として使う人が多いと思います。
実際にカタログ上ではEV走行が87kmほど出来ると記載されています。
87kmも走れてしまえば、毎日充電だけして電気自動車として使うほうが、ずっと安上がりになります。
すると、エンジンをかける必要がなくなりますよね?ここに問題が発生します。
ガソリンは生ものなので、ずっとEVとして使っていると腐ってくる。これを自動で回避させる制御をしています。
どのような制御をするかというと、3ヶ月間の間20L以上の給油が確認できなかった場合、強制的にエンジンを始動するというものです。
ガソリンが古くなってくると、燃料系統に目詰まりを起こしたり、ノッキングを誘発するなどよくありません。
車側で強制的に古くなったガソリンは使うように促してくるという事です。これは旧型のアウトランダーPHEVもそうでした。
マイパイロットも備えた死角のない一台
新型のアウトランダーPHEVは日産のエクストレイルの兄弟車になります。
その為、日産の目玉制御も取り入れられています。日産のプロパイロットといえば、自動運転のようなイメージがありますね?
あの三菱バージョンとしてマイパイロットを搭載しています。
運転支援システムは非常に高い性能を誇っているので、万が一サポカー限定免許になっても大丈夫。
というか、アウトランダーPHEVで事故を起こすのはなかなか難しい位、車側が助けてくれます。
大容量の電池を搭載するPHEVだけに、価格もなかなかですが、多分使い勝手は非常に高い一台であるのは間違いないでしょう。
僕も本当に欲しいなぁと思ってます。三菱自動車の復活の狼煙になる1台になる事を期待しています。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。