いすゞのエルフですが、この車には例外なくいろいろな注意喚起のインフォメーションランプが付いています。
今回はエルフのオイルランプのリセット方法を書いてみます。
モデルとなるエルフは平成30年式の型式がTRG-NMR85ANというもの。
オイルランプのリセット方法は取り扱い説明書には記載がなく、整備書を開いてみても、詳しくその方法が書いてありませんでした。
実際に作業をしてみたので参考にしてください。
目次
エルフの各種インフォメーションリセット方法
今回はエンジンを始動したら、このような状態になっていました。
エンジン&フィルターというランプ。そしてスパナマーク。オドメーターには948の数字。
これは何を表しているのかというと、次のオイル交換まで948kmになりましたよというものです。
ちなみにエルフの取説とメンテナンスノートを見てみると、エンジンオイルの交換時期は1年ごととしか記載がありませんでした。
交換距離については書いてなかった。参考までにいすゞのディーラーにそれとなく聞くと、デフォルトは2万キロになっていると教えてもらいました。
1年または2万キロということなんでしょう。
それでは早速リセット方法です。これはとても簡単。
エンジンを始動します。
エンジンオイル&フィルターの項目が出ている時に、メーターのノブを長押し(3秒以上)
すると数字が20000kmになるので、一度ノブから手を離して再度ノブを長押し。
オレンジだったスパナマークが緑色に変わったら、リセット完了です。
エンジンを停止してかけなおしたらメーターのランプは消えています。
各種交換距離をリセットできる
ちなみにエルフの場合、メーターのノブを押すだけではなくて右へ回すとインジケーターが変わります。こちらはミッション・デフオイルの交換時期。残り30954kmとなっています。
さらにメーターノブを右に回すと
こちらは燃料フィルターの交換時期です。残り30954km。
さらにノブを右へ回します。
こちらは何とスターターの交換時期ですね。残り143457回です。
それぞれ交換時期が近くなると、スパナマークが緑から黄色へ変わり、エンジンをかけたときにランプを点灯させて注意喚起をします。
リセット方法はただ長押しだけなので簡単ですが、ノブを右へ回すと項目が変わることを知らない人もいるので書いてみました。
YouTubeでリセットを動画にしてみたので、こちらもご覧ください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。