ボクはちょっとこだわりの男。少しだけ凝り性でもあります。そんなボクが興味あること。
それは高性能オイルと一般のオイル。この2つを本当に比べてみたい。
高性能オイルとは、当然化学合成油で誰もが認める性能を誇る高いオイル。
対して一般のオイルとは普通の鉱物油。
この2つをどのように比べたいかというと、まずは新車を用意します。同じ車種。
同じグレード、同じエンジン。全てが一緒でないと比較になりませんからね。
その2台をつかってテストします。テスト方法は、まず新車時の圧縮圧力を測定。
これも公平を期すために、何度か測定してその平均値を求めておきます。
そして、1台には高性能オイルを。もう一台には一般のオイルを注入して、それぞれ10万キロを走破するまで載り続けます。当然、テスト車両は2人のドライバーで行いますが、ここでも公平をきすために、一日交代で車を入れ替える。
この条件で10万キロに達するまで走り続けます。オイル交換のタイミングは2台とも同時。
10万キロに達したら、2台の圧縮を再び測定します。ここで当初の圧縮圧力とどのくらいの落ち込みをしているのかを比較。圧縮を測定し終わったならば、エンジンを下ろして2つのエンジンの各部のクリアランスを測定する。これは、最初にエンジンのクリアランスを測定していないのでどの程度摩耗したかは分かりませんが、メーカー基準とどの位代わってきているかを測定して一つの数値として参考にしたい。
このテストを行いたいんですよ。実際に。別に高性能エンジンでなくてもいいんですよ。
普通のバンなんかでも。そうして、高性能と歌われているオイルと一般に使われている鉱物油。
この2つの働きをモニターしたい。高性能オイルは一体どの位エンジンを保護しているのか?
町のりであれば、2つのオイルにはどの程度の違いが生まれるのか?
もし余裕があれば、もっと台数を増やして、使い方に分けて測定するなんてのもいいかもしれない。
やはりデーターというのは生きる数字です。高性能オイルはいいんだろうけど、どの位いいかはやはり数値として現れてくればおおっぴらに、お勧めできますが実際はどうなんだろう。
レースシーンではそく焼き付きに直結するので分かりやすいんですが、町のりでの違いというものにポイントを置いていつかテストできたらいいなぁと思っています
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
同じクルマをヨーイドンで新車から比較することは難しので、自分のクルマでは格安ホームセンター品から純正の半合成、高性能な全合成で比較したことはあります。
基本は5W-30もしくは40でエンジンは3YEです。基本設計が2Yからのモデルなので設計はそこそこ古いものだと思います。
燃費、オイル消費もろもろトータルで考えた場合、半合成がベストでした。全合成だと構成部品のクリアランスが今の設計のエンジン精度より落ちるためか滲みや消費が大きかったです。逆に格安品は走りが重いので燃費も落ちました。
今気になっているのは、0W-20推奨されてるクルマのオイル交換です。走りに合わせた場合は0W-30とか5W-30とかがいいのか?同じ0W-20でも純正の半合成より多少割高でも全合成の社外品の方が良いのか……
自分の知り合いも化学合成油はオイルが滲みやすいから部分合成油がいいと言っている人がいました。
オイルというのは永遠のテーマみたいなものですよね。車好きには