11月というと、車の冬支度をするタイミングでもあります。
車を冬支度にするのは大きく4つ。タイヤ交換、オイル交換、バッテリー点検・交換、ワイパーブレード交換です。
改めてそれぞれ紹介してみます。
目次
スタッドレスタイヤの点検・履き替えを!
まず何はなくともタイヤ交換です。もちろん雪が降らない地域ならいいんですけど、積雪地域はノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへ履き替える時期。
ただし、スタッドレスタイヤも点検しておく事。プラットフォームの点検です。
スタッドレスタイヤの側面に矢印マークがついています。そこからトレッド面を見るとタイヤの使用限度であるプラットフォームが確認できます。
ペンでさしてるところがプラットフォームです。このプラットフォームまで削れているものは、スタッドレスタイヤとして機能しないので履き替えても駄目です。
新品に交換すること。
これは新品のスタッドレスタイヤです。プラットフォームってよく見ると溝の半分くらいで設定されています。
スタッドレスは半分くらい減ってくると、スタッドレスとしての性能は維持できないという事になります。早めに点検して必要であれば交換をしてください。
オイル交換は粘度の低いタイプへ交換すると始動性がよくなる
続いてはエンジンオイルの交換です。
冬になると夏とは真逆で外気温が氷点下になることもしばしばです。
エンジンオイルの交換時期であれば、使用可能な低粘度に交換する。こうすると、始動性も向上します。
今の車なら0W-20と5W-30。0W-16と0W-20など。つかえるオイル粘度が複数あります。できれば柔らかめのオイルを入れてあげる事。
オイルが柔らかくなるので始動性も良くなるし、エンジンのフリクションも低減できます。
古いバッテリーは交換しておく事
冬の出張修理原因ナンバー1というとバッテリー劣化による、エンジンがかからないというものです。
外気温が下がるとバッテリーの比重もさがります。
同じバッテリーでも発揮できる性能が温度によって変わってきます。エンジンがかからないというトラブルがいやならば、ジャンプスターターを買っておくかバッテリーを交換しておく事。
エンジンルームにバッテリーがあれば、近くの人にジャンピングしてもらえるかもしれませんが、今では室内にバッテリーが付いてるハイブリッドカーが多いです。
出張でバッテリーを付け掛けするのもある程度知識がないとできないので、だったらバッテリーは交換してくのが安心です。
ワイパーはスノーブレードへ交換を!
こちらも雪が降る地域の話ですが、ワイパーもスノーブレードに交換しておく事。
ノーマルのワイパーだと雪で凍り付いてしまいます。ワイパーの関節部が凍ってしまうと著しくかきが悪くなり、視界不良になって危険です。
ワイパーもスノーブレードに交換しましょう。
以上4点が車の代表的な冬支度です。あとはLLCも濃度を測っておいた方が無難ですね。
12月が来る前に、車の冬支度を済ませておくと安心です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。