前に比べるとオイルが汚れやすくなった原因は?汚れるオイルはいいオイルの証拠!

家の車がそろそろオイル交換の時期を迎えているので、レベルチェックしてみました。

量はほぼ横ばいで減っていません。特に漏れている箇所もないですし。

前回オイル交換したのが69454kmでした。

現在の走行距離はこちら。

73736kmです。

およそ4200kmほど走っています。ちなみに6月20日に前回はオイル交換をしていて、今日この記事を書いているのが9月23日。

ちょうど3ヶ月ほどです。

3ヶ月、4200km使い込んだオイルの状態。

こんな具合なんですね。

整備士をやって数えきれないほどのオイル交換をしてきました。オイル交換をする時にオイルをじーっと観察してきて、何となくオイルの状態が分かるようになってきました。

ずっとオイル交換をしてこなかった車に対し、オイルを交換するとすぐに新油が黒くなってしまいます。

これはわかりやすいですよね。オイル交換って、エンジンによっては完全排出が難しいです。つまりオイル交換をしても古いオイルと混じってしまうから。

ただし、新油が古いオイルと混じることで黒くなったオイルって、ゲージで見てみるとオイルの表面がツヤツヤしています。

表現するとしたら、卵の白身みたいな膜が見える感じ。こういう透明の膜が見えるオイルっていうのは、まだ性能的には問題なし。

しかし、使い込んでくるとオイル表面の艶はなくなってきます。交換をしないとまずいわけです。

以前よりもオイルの汚れが早い理由は?

では、最近オイルの汚れが早くなってきたと感じる場合、その理由は何か?

言い方を変えるとオイルが汚れやすくなってきたとも言えます。

車の使い方自体を変えていなければ、それはオイルが原因かもしれません。特に、前に入れていたオイルと今入れているオイルの銘柄が違う場合。

オイルの清浄作用がよく働く銘柄を選んでいると、オイルは汚れやすくなります。

オイルのブランドや種類をかえていて、汚れが早く感じるようになったらそれは清浄性能が強く働いている証拠でもあります。

いいかえれば、今までのオイルでは落とせなかった汚れを落としてくれているとも言えます。

あとは車の使い方ですね。急に車を頻繁に使いだすようになったとか、ちょい乗りが増えたなど、使い方を変えるとオイルも汚れやすくなります。

エンジンにとって理想なのは、一度熱が入ったらそれを安定して持続すること。油温が温まる前に止めたり、油温をあげすぎるのはよくありません。

4200kmのオイル、汚れているのはオイルの銘柄を変えたから

前回オイル交換をした時に、僕はオイルの銘柄を変えています。

その前に交換したオイルって、実は近所のホームセンターで買える一番安いオイルを長めに使っていたんです。

安くてグレードの低いオイルをさらに長めに使用。グレードはSLです。その後にいれたオイルはSNグレード。

SLでは厳しかった使用条件で、汚れが堆積したものが、SNで改めて汚れを落としている。そんなイメージなのかなと。

いつもよりオイルの汚れが増しているようです。

オイルは非常に奥が深いです。ただし、ちゃんとした交換スパンを守っていれば、エンジンに特に問題はないですけどね。

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