パワステが効かなくなった原因はパワステのコンピューター!何故壊れる?

つい先日このことですが、パワステの警告灯が点灯してパワステが効かなくなった車が入庫してきました。

車種はサンバーで、パワステは電動です。

診断機を接続して、診断していくとどうやらパワステのコンピュータが壊れているようです。フローチャートに一つ一つ当てはめていくとやっぱりコンピューター。

この時点で、見積もりを製作してお客さんに金額を伝えました。

なんとパワステのコンピューターですが、5万円オーバーの金額です。工賃は、さっと交換ができるので全然かかりませけんど部品代が強烈。

そんな時、お客さんから聞かれました。

「どうしてコンピューターが壊れたのですか?」

コンピューターが壊れる理由は何か?

ではコンピューターが壊れる原因は何か?

今車にはコンピューターと呼ばれるものが、たくさんついています。エンジンをコントロールしているものだったり、パワステを制御しているものだったり、エアバッグのコンピューターなんかもあります。

コンピューターが壊れる原因は何か?まずは外的要因です。

写真は台風19号で水没した車のもの。エアバッグECUが水没して壊れました。

水に浸かってしまったり、車のルームクリーニングで溶剤をかぶったりして壊れてしまうケース。

これは外的要因です。

続いては、まあ寿命といっても仕方がないのかなと。

コンピューターって、基盤があります。そこには小さなコンデンサなどがついています。長く使ってくると、コンデンサから液漏れを起こしてきたり基盤のハンダにクラックなどが入ることもあります。

どうしても走行中の振動を拾うので、少しずつですがダメージを蓄積してしまいます。

壊れるタイミングが早かったりすると、納得いかないこともありますが、コンピューターも永遠のものではないのでいずれ壊れてしまうのです。

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