NDロードスターです。走行距離は6万キロを突破しました。
このND型ロードスターは1500ccの直噴ガソリンエンジンを積んでいます。
新車で購入してから走行距離は6万キロを突破しました。
新車当時からずっとハイオクを入れ続けてきましたが、やはり直噴エンジンだけあって、エンジン内部にはカーボンが溜まっています。
今回、このロードスターにWAKO’SのRECSを施工してみました。
まずは施工前の状態を内視鏡カメラでチェック。
ネットでWi-Fiの内視鏡が安く売られています。
僕もそれを買ってあるので、エンジン内部を点検する時に使っています。
RECS施工前のロードスターの燃焼室の状態はこんな感じです。
ピストントップには真っ黒なカーボンが堆積しているのがわかります。
中央部はピストンの地金が出てますが、外側へ行くと真っ黒なカーボン。
これがRECSでどの程度奇麗になるか?
目次
直噴エンジンにRECSを施工してみた結果
RECSの施工説明を見てみると、直噴エンジンには排気量x0.15と書いてあります。
1500ccx0.15=225ml
ロードスターに必要な分量は225mlということになります。
僕は今回200mlを買っていたので、ちょっと分量は少なめですがやってみたいと思います。
RECSはスロットバルブ以降のインテークマニホールドから点滴のように流し込みます。
負圧ホースを外してそこから吸わせます。
ロードスターは考えた結果、ブレーキブースターからマニホールドへつながるホースを外して、そこから吸わせることにしました。
およそ200mlをゆっくりと流し込みました。1時間位はかかったと思います。
直噴のロードスターにRECSを流し込んだ結果は?
それではここからが結果になります。
6万キロオーバーの直噴エンジンにRECSを施工したらどうなったか?
結果は以下の通りです。
見た感じ、ほとんど変化なし。
施工前
施工後
カーボンは変わっていませんが、ピストントップをよく見ると、施工後の方が茶色っぽくなっているのがわかります。
これはまさにカーボンが溶けだしてこれから燃えようとしているのかもしれません。
WAKO’SのRECS説明を読んでも、施工直後はさほどカーボンが剥がれていないことが分かっています。
ここから数百キロ走ってカーボンがこそぎ落ちるようです。
ちなみにインテークバルブはどのように奇麗になったかは撮影できていません。あくまでピストントップの状態だけです。
RECSを施工してすぐにエンジンがクリーンになるというわけではないので、そのあたりは勘違いしない方がいいですね。
今後、ロードスターも走らせてしばらくたってから燃焼室を再び撮影してみようと思っています。
この一部始終はYouTubeでご覧ください
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。