サービスキャンペーンなので、国土交通省のリコール検索通知では出てこないので改めて紹介します。
今回のサービスキャンペーンで不良部品が装着されているのが分かっているのはキャリィです。
どのような不良なのかは以下の通りです。
運転席側パワーウィンドウスイッチにおいて、制御プログラムが不適切なため、オートアップ作動時にドアガラスが窓枠上端に到達した際、誤って挟み込み防止機能が作動し、ドアガラスが下がるおそれがあります。
スズキHPより引用
挟み込み防止装置の制御プログラムによる問題です。
対策はパワーウインドウスイッチを交換するとされています。
対象のキャリィは
DA16T-558211~DA16T-585318 令和2年5月25日~令和2年11月6日
計10879台
となっています。
ここまでなら車体番号などから割り出しは可能です。問題なのは、このキャリィに搭載されているパワーウインドウスイッチが補修部品として使われていたという事。
1379個のパワーウインドウスイッチが不良品
このスイッチがキャリィから撮影してきた該当のものです。
これと同じタイプのスイッチが補修部品として使われていた経緯があるようです。
それらは、車両では特定できないので、実際に症状が出たら部品を外して、該当の品番のものは交換となるそうです。
使われている車種は、キャリィ、Kei、アルト、エブリィ、シボレークルーズ、アルトラパン、ジムニー、スイフトです。
交換該当となる品番はこちら。
37990-82M10-P4Z
37990-82G00-P4Z
37990-82G10-P4Z
37990-82G21-P4Z
37990-82G30-P4Z
37990-82G30-ZH3
37990-82G40-P4Z
37990-82G50-P4Z
37990-84G20-P4Z
37990-84G30-P4Z
挟み込み防止がうまく作動しない場合、スイッチを外して品番を点検してください。
無償修理になる可能性があります。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。