次回オイル交換までにオイルが喰ってしまう車は、どのようにオイル交換をすればいいか?

自分が乗ってる車もそうなんですが、エンジンオイルが異常に消費してしまう車。エンジンがくたびれてきてオイル下がりやオイル上がりを起こしてる車。

一部外国車などは、国産車とは比べ物にならない位オイルを消費するものもあります。

経験した中ではVWのゴルフやパサートが、新車当時でオイルの消費がなかなか激しかった。オイル交換の時期を長めに設定しているにも関わらず、消費が激しいので気を付けてないとオイルランプが点灯してしまう。

これら、オイル消費が激しいエンジンのオイル交換はどのように管理すればいいのか?

オイルの消費量を正確に把握すること

普段からこまめにエンジンルームを開けて、オイルのレベルチェックをする人なら問題ありません。

しかし、オイル交換はお店に任せっぱなしという人は注意が必要です。あなたの車の状態を正確に把握しているお店なら大丈夫ですが、たまに違うお店でオイル交換をすると、オイル消費を知らないで、次回オイル交換の距離を長めにとってしまうことがあります。

オイルステッカーを見ればオイル交換の時期ではない。そう思っていたら途中でオイルランプが点灯してしまった・・。こういう事態になりかねません。

最初に行うことは、エンジンオイルの消費量を正確に把握すること。

オイル交換をして、ゲージのFULLぴったりに合わせたオイルが1000km走行時にどの程度減っているか?

さすがに1000km走行でオイルが空っぽになってしまう車は非常にまれです。そこまでオイル消費をしていれば、相当白煙がでていたりするはず。

1000km走行でオイルレベルゲージの半分くらいまで減るのか?はたまた三分の一程度位減るのか?オイル消費量を正確に把握します。

オイル交換のスパンを短くするか、オイルを補充するか?

オイル消費量が把握出来たら、オイル交換について考えます。

例えば1000km走行時でゲージ半分まで減ってしまう場合、2000km走行時点でゲージにオイルが付いてこなくなり、オイルが不足します。

では2000kmでオイル交換をするのか?それともオイルを補充するのか?

車が軽自動車のターボなどであれば、2000km毎の交換に設定してもいいでしょう。実際に軽自動車ターボはシビアコンディションで2500km交換としています。

乗用車のNAだったらどうか?

オイル交換時期はまだまだ先です。オイルを一旦補充して、3000km~5000kmくらいの間で交換をしたほうがいいと思います。

1000km走行時にオイルがゲージの三分の一減るとするなら、3000kmでオイルが空になります。この場合は3000kmまでの間にオイル交換を設定すればOKです。

欧州車の超ロングライフオイルなどは、補充しながら使うのが正解だと思います。もし、オイル交換を早めにするのであれば、純正オイルではなくて適合する社外オイルにすれば、オイルのコスト代は下げられます。

高価な純正オイルを使うのであれば、補充をして長めに使ったほうがいいわけです。

オイルの粘度を変えると減りも遅くなる

DIYでオイル交換をする人なら、自己責任でオイルの粘度を変えてみるのもいいかもしれません。

僕が乗ってる車は指定のオイル粘度が5W-30となっています。今この車に15W-50という昔ながらの硬めのオイルを入れています。

すると、1000km時点でオイルゲージ半分くらいまで減っていたオイルが、2000km時点で写真の通り。8分目位までしか減っていません。

エンジンによっては、硬めのオイルを入れたり柔らかめのオイルをいれたりすると、消費量が変わる場合があります。

僕が試しているのは極端な粘度アップですが、ワイドレンジの5W-50などでオイル消費が少なくなるのなら、選択するオイルを換えるのも一つの手段となります。

オイル消費が激しいエンジンに途中で添加剤を入れる手段もあり

オイルが減るエンジンに、普通にエンジンオイルを補充するのもなぁ・・という人は、途中で添加剤を入れるという手段もありです。

添加剤の中には、オイルの性能を途中で向上させる添加剤が存在します。

もし普通にオイルを補充するのもなぁ・・と考えるのであればこの手の添加剤を試すのも面白いと思います。

オイル自体の性能を復活してくれるわけですから。

オイル消費が激しいエンジンのオイル交換まとめ

最後にまとめてみます。

・オイル消費がどの位なのか把握する。

・オイル消費が激しい場合、補充して使う。

・高価な純正オイルの場合は、補充して交換スパンを長めにする。

・オイル消費がさほどではない場合、オイル交換時期を早めに設定する。

・オイルの粘度を変更すると、消費量が減ることがある。

・途中でオイルを補充したくなければ、添加剤を入れる方法もある。

以上です。

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