16年前の車に最新のオイルSN Plusの0W-20を入れた。タイミングチェーン車に有効な理由とは

うちで使っているファミリーカー、トヨタのシエンタ。初年度登録が平成16年6月の車です。

実に16年前の車です。

このシエンタですが、取り扱い説明書をみると指定のエンジンオイルは以下になります。

トヨタ純正モーターオイル SL 0W-20。SL 5W-30。SL 5W-20。SL 10W-30。SJ 10W-30。

16年前というと、ちょうど低粘度オイルが出始めたころです。最高グレードはSL。

現在ではSN Plusというグレードが最高で主流のグレードです。

エンジンオイル選びは、グレードと粘度が合致していれば問題なく使えるのが殆どです。中にはターボエンジンには使えないなどという注釈が入ってるオイルもあります。

前回オイル交換をしてから、3500km弱走っているのでオイル交換をすることにしました。

今回試すオイルはトヨタ純正の全合成油。SN Plusで0W-20です。

SN Pusはタイミングチェーンにやさしいオイル

今市販されているエンジンのほとんどが、タイミングチェーンを採用しています。まだタイミングベルトを一部使ってるものの、8割くらいはタイミングチェーンに移行しています。

このSN Plusというエンジンオイルは、タイミングチェーンにやさしいオイルなのです。

タイミングチェーンもスプロケットにかけられてひたすら回転を続けています。チェーンを守っているのはエンジンオイルなのですが、SN Plusにはタイミングチェーンの摩耗低減効果があるのです。

平成16年当時の車は、低粘度のエコオイルを入れることができ、タイミングチェーンを使っています。SN Plusのオイルを入れる意義はあるでしょう。

0W-20のSN Plusを入れてみた感想は?

前回入れていたエンジンオイルは5W-40のカストロールのEDGEでした。

5W-40から0W-20にするというのは、粘度的には半分になります。しかも今は真夏。

本来ならもう少し外気温が下がった冬の前に入れるのがベストだと思いますが、試してみました。

オイルフィルターはボッシュのものを使いました。

5W-40から0W-20に切り替えたことで、メカニカルノイズなどが大きくなるかなと思いきや、アイドリングやエンジンを回した時のノイズはほぼ変わりませんでした。

この辺りは純正オイルの信頼性といったところ。

今後は、どの程度かでも燃費が伸びてくれればいいかなと思っています。あとはやはりタイミングチェーンの寿命が延命できればベストかな。

タイミングチェーンって、交換するイメージがないですけど伸びが発生してきますから。

タイミングチェーンの車にはSN Plusがお勧めです。

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