本日の話題はエンジンオイルの量について。
僕がプライベーターだった頃はエンジンオイルの交換の時に量を少し多くいれていました。
フルの目盛りよりもわずかに多く。
昔のエンジンはさほど電子制御されていなかったのでそんなに極端なトラブルは出ませんでしたが、現代の車にはエンジンオイルの入れすぎは百害あって一理なしです。
今のエンジンの多くはスロットルバルブに電子スロットルバルブを使っているものが多い。
スロットルバルブを電気的に制御するもので、アクセルワイヤーがついてない。
この電子スロットルは大変デリケートにできています。エンジンをかけるまえとかけた後で学習なるものを行っているので、スロットルバルブのカーボン除去による
キャブクリーナーの使用は原則不可。
そしてエンジンオイルを入れすぎると内圧が高くなり、インマニへのブローバイが過多となり電子スロットルバルブをやはり壊すことになりかねないエンジンオイルの入れすぎは厳禁なのですよ。
あとたまにはブローバイのPCVバルブを掃除してあげる。
チェックバルブの動きがカーボンで鈍くなってたりすると、インマニへの吹き返しも増えたりします。それと余談ですがDIYでオイル交換するとき。
車によってはフィルター同時交換で4,2リットル必要な車があります。
5リットル必要なエンジンなら普通に売っている1リットル缶を余計に買うのもありですが0,2リットルかあ…というときには、0,2リットル分のエンジンオイル添加剤などで量を合わせるというのも一つの手かもしれませんね。
僕はよくこのKUREの多走行車を入れています。
特に毎回DIYするわけでもない場合には有効です。
ただしきちんとしたメーカーのきちんとしたオイル添加剤を選んでくださいね。
というわけでエンジンオイルの量についてでした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。