走行距離11万オーバー、異音のするエンジンのヘッドカバーを開けてパッキン交換してみた

僕が現在乗っている車は11万キロオーバーで、エンジンからそこそこな異音が発生してきています。はっきり言うと、エンジンの状態があまりよくない車。それを中古車で買いました。

エンジンに問題を抱えていることは承知で、壊れるまで使おうかなと。気に入っている点はターボがついていたということ。以前ターボからも異音がでてましたが、それは修理済み。

エンジンオイルについては1000km走るごとにレベルゲージが半分以下まで減っています。オイルもかなり食ってるエンジンです。

そんな11万キロオーバーのポンコツエンジンのヘッドカバーを開けてみました。

エンジンヘッドカバーを開けた理由は?

ヘッドカバーを開けた理由は、プラグホールにオイル漏れが発生していたからです。

この前燃焼室を撮影するということで、プラグを外したらかなり状態がよくなかったです。10万キロOKと言われるイリジウムプラグを取り付けてあって、まだ3万キロくらいしか使っていなかったはずのプラグ。

これが写真の状態になっていました。失火するのも困るからプラグを新品に交換したのですが、プラグホールへのオイル漏れを防がないと根本的に治りません。

ということで、ヘッドカバーのパッキンを交換することにしました。エンジン外部へはオイル漏れが発生していたわけではないですが、プラグホールのオイル漏れを修理することが今回の目的です。

アトレーワゴンのヘッドカバー脱着はやりにくい・・

見た目から作業しにくそうだなと。アトレーワゴンでS331G。ターボ車です。ヘッドカバーパッキンを交換するのにはなかなか骨が折れそうな作業です。

DIYでチャレンジ。手持ちの工具だけで作業してみました。

オイルフィラーからのぞく、エンジン内部は抹茶色に焼けています。

お世辞にもきれいな状態ではありません。周りに付着しているオイルは交換後2000kmくらいしかつかっていないオイルです。

とにかくオイルが汚れるのが早い・・・。この車は買ってから3000km前に実験を込めて何度もオイル交換を繰り返していますが、一向に奇麗になりませんね。フラッシングも試しましたが。

一体エンジン内部はどうなってるのか?

作業自体はYouTube動画にて上げようと思いますのでまた後日見てください。

11万キロオーバーのエンジン内部

ヘッドカバーを外しました。オイル焼けがすごいです。きちんとオイル交換をされていた車ならこのようにはなりません。

エンジンはどうか?

全体的にシリンダーヘッドが茶色く焼けています。タイミングチェーンもいい色してますね。

ヘッドカバーのパッキンは車両側に残ってきました。やはり弾力性がなくなっているのがわかります。もう少し放っておくと、外へもオイル漏れが発生してきますね。

新品のヘッドカバーパッキンに交換します。もちろん各部を清掃してから取り付けること。

指定されてる場所に液体パッキンを塗布して組付け。

末期症状のパッキンは折り曲げるとパキパキと折れるものがあります。

本来は弾力性がないと駄目です。熱や経年劣化で硬くなってきて、最終的に漏れてきます。どのエンジンもそうです。

オイル交換をまめに行うと、エンジンはきれいなままになる

スラッジこそ堆積していませんでしたが、全体的にオイル焼けを起こしているのがわかりました。

オイル交換をこまめにやってるエンジンだと、このように茶色くなっていません。この位の色であれば問題は発生しないものの、気分的にはやっぱりなというのが正直な感想です。

こまめにオイル交換がされていたエンジンのヘッドカバー内部です。変色していないのがわかります。

僕のエンジンはオイルをかなり消費するので、どちらかというとオイル上がりを起こしていると予想できます。ヘッドカバーパッキンの状態から、バルブステムシールの状態も末期ではなさそうなので。

ピストンリング固着などによるオイル上がりですね。

こちらは添加剤などで少しずつ性能を回復させてみようと思います。一桁台万円で買った車なので、大掛かりな部品交換はしないで、通常メンテナンスと添加剤などで延命させていきたいと思います。

オイル交換は早めに行いましょう。

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