週末にまた180SXの作業をしてきました。今回はとりあえずブレーキフルードの交換です。動画でも紹介した通り、今180SXはブレーキに問題を抱えています。
どんな問題かというと、一発目のブレーキングでペダルが一番奥まで踏み抜けてしまうトラブル。普通に考えるとブレーキラインにエアが噛み込んでいる症状そのものです。
ですが、この車9年間放置されていた。エアを噛み込むようなことはあまり考えにくいです。ただ単にブレーキが固着してるとかそういうトラブルなんじゃないかなって。
しかし原因を追求するために、とりあえずフルードを交換してみることにしたのです。そこで発見した!
この前買ったストレートのブレーキフルード交換工具です。
これ、会社で使ってるものとほぼ同タイプなので、安心してポチりました。会社で使ってるのはフルードのタンクへ自動的に補充するものと一緒になってるけど。
フルードは注ぎ足しながらで十分。
この180SXですが、とあることに気がつきました。
純正のタイヤサイズって15インチなんです。しかし実際に履いているスーパーアドバンレーシングは17インチにインチアップされています。
それではブレーキもそれに合わせて大型のキャリパーやローターに交換されているのかというと、純正のまま。
つまり、ホイールとブレーキにかなりの隙間があるんです。スーパーアドバンレーシングは3本スポークなので、クリアランスが取れまくりです。
これを見て思いました。
「これって、タイヤを外さなくてもブレーキフルード交換できるんじゃない?」
こちらフロントです。フロントはハンドルを左右に切れば簡単に交換ができました。
続いてリヤ。
リヤも工具を取り付けてブリーダーを緩めるまでがちょっと大変だったけどご覧の通り。
タイヤを外さずにブレーキフルードが交換できた。これは楽チンで安全です。
こういう車も中にはあるんだなぁと感心しました。
そして肝心の工具ですが、もうバッチリです。一人で簡単にブレーキフルードの交換ができました。
結果はどうなったか、それはYouTube動画が出来上がったら見てください。
(STRAIGHT/ストレート) ブレーキブリーダーボトル 19-589
とりあえず、この工具は買いだと思います。自分でさっとエア抜きができるって便利です。タイヤ交換の時に少しずつ入れ替えるだけでもいいかな。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。