年間走行距離1万キロを超える使い方をすると

会社の顧客データを管理しているソフトは、随時入庫時の走行距離を入力して、いつ、何度気にどのような整備をしたか履歴として残しています。

おそらく大抵の車屋さんが使ってるソフトは、似たような性能を持っているのではないですかね。その入庫時に新たに走行距離を入力すると「年間走行距離」というものが表示されます。

登録年式で、1年間にどの程度走行されているかをわり出してくれるわけです。これがなかなか便利です。部品によっては走行距離を勘案して交換しないといけない車もあるわけです。

実家で使ってる車を車検したんですが、年間走行距離が1万キロを超えていました。年間1万キロを超えるということは、おおよそ月に1000kmいくかいかないか。365日で割ると1日辺り30km弱ですね。

つまり通勤などで、片道15km程度使っていると予想できます。初車検であっても3万キロを超えています。2回目の車検で5万キロの大台に乗ってきます。

今の車は走行3万キロ程度では、普通にオイル交換やワイパーの交換、各種水の補充程度で事足りてきます。

しかし、5万キロを超えてくると、エアクリーナーから始まり各種ギヤオイルやベルト、ブレーキパッドなども交換の対象に入ってきます。

今でこそタイミングベルトを使っているエンジンは減ってきたので、この5万キロのサイクルがやはり高額な部品を使う。10万キロ走行していればそろそろウォーターポンプも黄色信号。

年間1万キロ走行で6、7回車検を受けて15万キロ程度に到達。そろそろ買い換えるか・・・。というところ。

トラックなどは15万キロはまだまだ。20万キロを超えてくると使い方にもよりますがそろそろかな・・・となってきます。

一般ユーザーであれば、15万キロを超えてくる時点で買い替えを考える人が増えてきましたね。やはり15万キロを超えると、予期せぬセンサのトラブルなども表面化してきます。

でも車全体の寿命を考えると20万キロを超えても、問題なく使えるかな。足廻りのアーム類にガタつきがでると、やはり部品代もかさんできます。

100万〜300万円が相場の車であれば、ながーく使わないとなかなか元はとれないですからね。

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