取扱説明書を読まない人がほとんどだけど、まずは自分で調べよう!

車に限らずですが、今の取扱説明書ってものすごく分厚いです。純正ナビなどが装着されていたらさらにすごい。

車の説明書と同等サイズに分厚いナビの説明書が車検証ホルダーに同封されている。車検証ホルダーも各ディーラーが工夫をこらして分厚い説明書が入るバージョンと通常の細いバージョンの2種類を使い分けているところも。

ここからはよくお客さんから聞かれるあるある事件簿です。

時計の合わせ方がわからない!?

車の時計とオーディオの時計。どちかというとお客さん目線で言うとオーディオの時計の方がよく目につくのかもしれない。

多い依頼その1。時計を合わせてくれ!

ある程度高機能なナビなどなら、常に時間を補正してくれるものもあります。ですが1DINや2DINサイズのオーディオも未だに存在します。

それらオーディオの時計ってどうしても狂ってくる。これを合わせてくれ!という。お客さんにしてみたら整備士は車のなんでもプロ。

僕「おまかせください!ただ、説明書をお借りできますか・・ペラペラ・・ふむふむ・・カチャカチャ!できました!」

お客さん「なんだ、説明書見なきゃわからんのか?」

いや、そりゃそうでしょ。

ある程度触り慣れたオーディオやら純正ラジオだったら手探りでわかるものが多いです。しかしどうしてもよくわからないオーディオなんかもあったりします。

説明書がない場合は、スマホでネット上のPDF説明書を探したりしてなんとかするんですけど。

それぞれ細かい機械全てを把握できている人間なんかいないので、説明書を見てください。と力説したい。

ドライブレコーダーの表示が変!?

最近煽り運転など防止のために取り付ける人が増えてきたドライブレコーダー。

このドライブレコーダーをいまいちわかっていないで取り付ける人が多い。

おそらく、ドライブレコーダーを取りつけた時にお店の人から説明を受けていると思うんですが、ドライブレコーダーが保存できる動画ってSDカードの容量によって変わってきます。

Gセンサが働いた動画は証拠として残っていくので、保存動画がSDカードを圧迫すると

「フォーマットしてください」

という表示が出てきます。

フォーマットという意味すらしらない人も中には大多数いるわけで、まずは説明書を見てください。と言いたい。

そもそもその機械そのものをある程度理解しておく必要があります。うちの営業マンにとてもアナログな人間がいます。彼らは何かしらの施設に電話をかけたい場合わざわざ会社に電話番号を聞いてくる。

いや、あんたらスマホ持ってるんだからスマホで調べればいいんじゃない?って同僚からブーイングを受けまくっています。スマホがあればいろんなことができるのに・・・。最低限そこは必須だろ!と。

日常生活でもなんでもそうですけど、最初は自分で調べる癖をつけないといけないと。基本的に整備士は自分でなんとかしたい人が多いので、調べる癖がついていいかもしれない。

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