ワゴンRです。
テールランプが割れてしまったというので入庫。
ワゴンRって昔大ヒットしましたよね・・。RRとか。そういう回想にふけっていないで作業をどうぞ。
跳ね上げ式のバックドアなので交換は簡単。ムーブとかみたいにバックドアが普通のドアみたいに左右に開く場合、ヒンジ側のテールユニットって交換しにくいんですよね。
下手したら工具をひっかけてリヤガラスを割ってしまうケースがあります。僕は割ったことないけど、結構割っちゃう人が多いみたい。隙間がないから。
このMC22SワゴンRは簡単です。
バックドアを開けて、10mmのネジを2本外す。外側はクリップでボディに固定してあるだけ。
10mmのネジを外したら、内張り剥がしなどで丁寧に外してあげる。
どうしてもクリップの部分が外れてこない場合、僕は隙間からシリコンスプレーでクリップ部分を潤滑させて滑りをよくして外しています。
初めての電球交換などは、テールランプが固着しているからなかなか外れない。無理にこじるとユニットを傷つけたり割ってしまったりする。
交換が前提なら思い切って力を入れられるんですけどね。
テールランプユニットなので、電球類は付属してきません。もし配線も傷がついてるようでしたらアッセンブリーで部品を注文してください。
配線付きのテールが届きます。
新品です。
電球を移植して配線を固定したら車体に取り付けるだけ。
完了です。
テールランプをぶつけていると、電球のフィラメントが切れてつかない場合があります。
テールを交換したら必ず全ての電球が点灯するかの確認をとってください。
MC22Sのテールユニット交換でした。部品は11300円です。高い。
中古でもよければ、安く修理できます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
車の部品、やっぱり高いですよね!
しかも、この手の部品(テールランプやヘッドライト)等は、ある程度年数を乗った車で片側だけ新品にした場合、見た目に明らかに交換しましたと分かってしまいますからねぇ…。
年式が新しかったら、そんなに目立たないでしょうけどね!
本当は、両方とも交換するのが、見た目にはいいのかも…。
ただ、費用の方が(涙)
見た目を気にしない方ならいざ知らず、出来るだけ修理したのを目立たさない様にするには、程度のいい中古を使って修理する方が、いいのかもしれませんね!
この辺の所も、人それぞれに考え方があるでしょうけどね!!
少し話がそれてごめんなさいなんですけど、
MG22Sとか、MH22系などのスズキ車。
尾灯・制動灯に持病がありますよね。球が切れていないのに点灯しない、例の件。
対策品のソケット?も出ているようですが、自分はソケットを分解して銅線の接点をゴニョゴニョっとして直します。お金も時間も掛からないし。
前述の方も仰っておられるように、テールランプユニットって結構な高額だもんで、
ちゃんとした製品じゃないと、やっぱり気が滅入ります。
片側だけ新品にするとやはり違和感がでますね。ヘッドランプほどではないですけど、このくらいの年式になってきたら中古品に交換するのが見た目のバランスがとれていいですよね。
ソケット、ダメになりますよね。僕もどうしてもと言われれば接点をごにょごにょして直します(笑)