ガソリンが高騰している今、自分でできるガソリン節約技と整備

ガソリンが全国的にまた高騰してきています。僕が車やバイクに乗っている間で経験した最安値は、レギュラーが79円。ハイオクが90円。

僕が二十歳頃、首都圏での原油価格です。こんな時代もあったのです。今はガソリン代がどんどんと右肩上がりに上がっている。燃費の良い車に乗り換えてればいいんですが、そうではない場合何か対策はないか?

自分でできる、ガソリン代節約方法や整備技を紹介

エアクリーナとプラグを交換する

まずありきたりなんですが、エアクリーナーとプラグを交換する。エアクリーナーを交換することによって、理論空燃比に近づける。

そして、プラグを交換することによって燃料の完全燃焼を目指すわけです。何れにしても燃料を完全に燃やしきるということを目的に整備しましょう。

エアクリーナーの交換は簡単です。プラグは車種によっては交換が困難な場合もあります。普通のプラグを使ってる車は、電極が丸くなってきたら交換しましょう。

オイルを低粘度のものに交換する

エンジンオイルを 低粘度のオイルに交換するというのも一つの手です。エンジン内のフリクションロスを低減する。

10W-30のオイルを0W-20に入れ替える。固いオイルが入っていると、油膜は厚くなるけれどそれだけ抵抗になりえます。

これからは冬に向かって行くだけなのでオイルは低粘度のものに入れ替えるという手が有効になります。ただ気をつけないといけないのが、0W-20を入れてもいいエンジンかどうかを確認してからにすること。

昔のエンジンは固いオイルを使わないといけない設計になっています。低粘度オイルを使ってもいいかどうかは取り扱い説明書を読んでください。

アーシングを施してみる

ちょっと昔の車なら若干改善が見込めるかもしれない。アーシング。アーシングっていうのは車のマイナス線を増やしてあげるというもの。

車のボディというのは鉄の塊で、マイナス端子そのものの役割をしています。ボディが錆びていたりすると電気の通りが悪くなる。これらを改善するのがアーシング。

アーシングをすることで、電気の行き来をスムーズにすることができ、バッテリーのマイナスへ戻ってくる。

これによって、不必要にオルタネーターで発電しなくてもよくなる。充電制御がかかってるオルタネーターやバッテリーの車などにも効果が見込めるでしょう。

転がり抵抗の低いタイヤ・空気圧を見直す

これもよく言われる整備ですね。転がり抵抗の低いエコタイヤ、低燃費タイヤに履き替える。そして空気圧をきちんと見直す。

タイヤって、放っておけば空気は自然と減っていきます。空気が減ると、抵抗が大きくなる。自転車で空気の入ってる自転車とそうでない自転車を乗り比べればわかります。

空気が入ってない自転車はペダルがおもたく感じますよね。

車でも同じことが言えます。タイヤの空気は月に1度は点検しましょう。減っていたらエコタイヤに履き替えるのがおすすめです。

ホイールを軽量のアルミホイールへ交換・荷物を極力載せない

これもちょっと考えればわかりやすい。

まず、車の重さを軽くするということ。余計な荷物を積みっぱなしにしていたらおろしておく。そして余裕があればスチールホイールから軽量のアルミホイールへ交換する。

バネ下荷重が軽くなればハンドリングもスムーズになるし、燃費もよくなります。

車は軽ければ軽いほど燃費がよくなります。当たり前のことですね。

不要な暖機はしない

これから冬になるので、ますます燃費が落ち込みます。そこに寒いからといって暖機時間を長くとると燃料がどんどんと減ってしまう。

外気温が寒いと燃料がうまく気化しにくいので、若干濃いめに燃料を噴射する制御をします。ここに長時間暖機をするとなおさら燃費は悪化する。

車の中に膝掛けなどを積んでおいて、窓ガラスが凍っていたら、スノークレーパーなどで削り取って走り出しましょう。

最初からほかほかの車に乗りたい気持ちもわかりますが、室内が冷たい方が気も引き締まりますし途中で暖かくなりますからね。

急がつく動作はしない

急発進、急加速はしない。これも原則です。車にOBDを繋いでデータモニタすると興味深い数値が出てきます。

アクセルを全開に踏み込むとインジェクターの噴射量が多のがよーくわかります。急がつく動作は車にとってはよろしくない。

サーキット走行などではないので、急がつく操作はやめてスムーズでメリハリのついた走行を心がけましょう。

運転によって、燃費は大きく変わります。ただ交通の流れを妨げるようなノロノロ運転もやめましょうね。

使い方で2、3割は改善できる余地がある

車の燃費って、その使い方で2〜3割は改善できる余地があります。

いつも低燃費走行を心がけるというのもストレスが溜まります。たまには全開走行を楽しんでエンジンをきちっと回し、街乗りでは無駄な急加速などを抑えるだけで燃費はきっと改善できるでしょう。

今の車にはエコメーターがついているので参考にしてください。

整備で1割乗り方2割ってところですね。

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コメント

  1. msoeishi より:

    ”スバル大百科”が消えてしまいました・・あれほどの情報をもったいない・・参考にされてた方は多数いたと思いますよ・・なぜ消されたのですか?それが知りたい・・すばらしい内容だっただけにもったいない気持ちです

  2. MHO より:

    実はレンタルサーバーにデータを置いといたんですが、レンタルサーバーを運営している会社が潰れてデータが全て飛んでしまったのです。
    スバル大百科などのデータは順次このHPに吸収しています。必要な情報があったら、このサイト上で検索をしてみてください。