ステアリングラックブーツ交換です
いってみましょう
TOYOTA系が結構弱いんですよね。コレ。交換しないと車検に通りません。
モデルはEP82のスターレットです
交換は結構簡単です。
まずは、
タイロットエンドのこのネジ山の数を覚えておきましょう。
大体15の山がありました。
トーの狂いを最小限に抑えるためです。
そしてタイロットエンドのロックナットを緩めておきます。
これは専用のモンキーがあればいいんだけど、普通のモンキーでもOK
このタイロッドロックレンチがあればベスト
結構なトルクで締まっているので、ねじ山をなめない様に、一撃で回すような感じでいきましょう
次に
タイロットをナックルから分離させます。
タイロットエンドはナックルにナットで止められて、さらに回り止めの割りピンがはまっています。
まずは割りピンをとります。
そして
ナットを外します。これは確か14mmのサイズでした。
インパクトでガガガっとね。
ネジは完全に外さないでおきましょう。そして、専用のツールがない場合は、
このようにナックル部をハンマーでひっぱたいて、タイロットの固着を抜きます。
がんがんひっぱたくと、タイロットがポコッと上に抜けてきます。
ナットを取らないのは、誤ってハンマーがタイロットエンドのねじ山を叩かないようにするためです。
そしてタイロットエンドをくるくる回して外します。
ロックナットを緩めているので、外れてくるはず。固着している場合は
モンキーで回してやります。
そしてロックナットも外します。
これは固着していたので、タイロット自体にモンキーをかまして、回り止めをして
メガネで回して外しました。
これでラックブーツまでクリアな状態なので、
ラックブーツを外します。
根元をタイヤレバーでこじってやると簡単に外れます。
ブーツバンドを外してもいいんだけど、固くてなかなか切れないんだよね。
だから強引にレバーでこじって抜いたほうがいいよ。
そしてあたらしいブーツをはめます。
これでブーツをバンドで止めて、タイロットエンドを元に戻して終了。
簡単です。
ステアリングラックブーツを交換した際は
トーインが必ず狂いますので、サイドスリップテスターに当てて、
トーインを調整して、ハンドルのセンターを合わせてください。
まぁ結構簡単だからやってみてね。
トーだけ調整してもらえば問題ないですよ。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。