整備工場と部品屋さん

以前、原油高騰で部品の値段が上がったということをお伝えしましたが、
原油高が落ち着いた今でも部品が値上げされたままの価格になっています。

自動車整備をする場合は、受け入れ検査にて車検メニューを方向付けするんですが、
大体ここでお客さんに概算見積もりをお伝えします。そしてブレーキ部品などを分解してみて
見積もりを確定するような格好になります。ブレーキなんか実際ドラムを開けてみないと
ホイールシリンダーやブレーキシューの状態は分からない。
そこで、見積り額でOKというお返事をいただいたら部品を発注します。

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部品屋さんに、車体番号、形式指定番号、類別区分番号、年式などを伝えて
全て発注。そしたら、部品屋さんが、各部品メーカーに連絡をいれて、在庫を抑えてくれ、
部品を取りに行って工場まで運んでくれるシステムになっています。
大体午前中に方向付け全てが終わり、午後一で部品を発注。

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部品屋さんの会社自体にある程度の在庫も備えているので、すぐに持ってきてくれる場合もありますが、
やはりメーカー取りになって2,3日かかる場合もあります。
消耗品などは大体その日に届くようになっています。

社外品と、純正品ですが、うちの工場では重要なところは純正品を使うようにしています。
逆に差ほどでもない場所は社外品を使って部品代を安くしてお客さんに還元しようと。
純正を使う部分はタイミングベルト関連やクラッチ関係。そしてブレーキのインナーパーツなどなど。
社外品はエアクリーナーやワイパーゴム、補記駆動ベルトからブレーキパット、ライニングなどなど。

オイルフィルターは純正を使うようにしています。オイルフィルターを甘く見ると痛い目を見るのです。

部品価格は以前として高騰したまま。伝票が後でおくられてきますが、1ヶ月前に同じ部品を取った場合と
今の値段にも違いがあったりするんですよ。だから最終的には伝票をすべて送ってもらって、
部品代、工賃などの計算に入ります。車の整備の値入は結構骨が折れる作業だったりするのです。

それにしても部品屋さんがいなくては、台数をこなす車検などは不可能だなとつくづく思います。
いつもお世話になっています。部品屋さん。ありがとうございます

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