エンジンがかからない?簡単バッテリー交換方法!真夏と真冬はバッテリー上がりに注意!

車のトラブルナンバー3といえば、

パンク・バッテリー上がり・キーの閉じ込みです。この中で、ある程度自分で予防できるのがバッテリー上がりです。そもそもバッテリー上がりに陥るケースは2つあります。

1、何かの電気をつけっぱなしにして、放電してしまった

2、劣化しているバッテリーをそのままにしておいた

不要なトラブルを避けて、快適ドライブをするためにもバッテリー上がりから身を守る簡単な方法を再確認しましょう。

バッテリーをあげてしまった場合どうするか?

まず最初にミスをしてしまうのが、停車中に車のランプ類をつけっぱなしにしてしまった場合。

エンジンがかかっている時は、オルタネーターが発電をしているためバッテリーが上がることはほとんどありません。ですが、エンジンを止めた状態で電気をつけっぱなしにしていると、バッテリーの容量分の電気を使ってしまうと上がってしまいます。

代表的なのがルームランプをつけっぱなしにしてしまったとか、昼間にトンネルをくぐって車幅灯などをつけておき、気がつかないままでエンジンをとめてしまった。

こういう場合、いくらバッテリーが新品であってもバッテリー上がりでエンジンがかからなくなってしまいます。古いバッテリーなら交換をしちゃうのが一番。でも、新品のバッテリーだとしたら、ある程度充電すると復活することもあります。

電気つけっぱなしトラブルに遭遇したら、どこかからジャンピングしてエンジンをかけるしかない。

そこでオススメなのがジャンプスターターです。

1つ持っていれば、不意なバッテリートラブルに対処ができます。重宝します。

車のバッテリー上がりに!おすすめジャンプスターター人気NO.1を買って試してみた!エンジン始動動画付き

自分でバッテリー上がりの原因を作ってしまった場合、いざという時のジャンプスターターを積んでおくのが最善の道です。

劣化したバッテリーが上がってしまった

そして劣化してるバッテリーが寿命を迎えてしまった場合。これはもう諦めて新品に交換するようにしましょう。

バッテリーというのは、真夏と真冬に一番状況的に厳しくなります。

真夏はエアコンを使ったりして、バッテリーを酷使します。真冬は気温が低くなり、比重が下がりバッテリーが本来の性能を引き出せなくなります。

こうした結果、エンジンをかけようとキーを回してもエンジンがかかるまでセルモーターが回りきらなくなる。3年に1回程度新品に交換すると安心です。

バッテリーにはサイズと容量があります。

最初の数字は容量を表しています。そしてアルファベットのBとかDが端子の大きさ。次の数字がサイズです。最後のLとRというのは端子の向きを表しています。

例えば国産車で一番多いのが

40B19L

このバッテリーなら

60B19LでもOKです。ただし、80B24Lだとサイズが大きくなって入らなくなる可能性があります。

バッテリー交換はとても簡単です。工具も2種類程度で大丈夫。

超簡単!バッテリー交換手順

バッテリー交換の手順です。DIYでも手順を守れば簡単です。

1、バッテリーのマイナス端子から外す。

マイナス端子というのは黒い方です。赤いカバーがかぶってるのがプラス端子です。詳しい話は割愛しますが、マイナス端子から必ず外してください。

もしマイナス端子を外す前にプラス端子を外しにかかると、ショートする危険があるからです。

バッテリー交換はマイナス端子から外す。これが鉄則です。そしてできればスパナを使う。

写真ではソケットを使っていますけど、もしショートした場合スパナならすぐに工具を取り外せるからです。

2、プラス端子を外す

マイナス端子を外したら次は赤いプラス端子を外します。ネジはほとんどが10mmの大きさのものを使っています。

3、ステーを外す

それぞれの端子を外したら、バッテリーを車に固定しているステーを外します。メーカーによっては8mmのネジを使っていたりしますが、ほとんどが10mmです。トラックなどは12mmのネジを使っていることもあります。

4、バッテリーを交換する

古いバッテリーを車体から外します。バッテリーを持ったことがない人は要注意。かなり重たいです。変なところに落とさないように注意してください。

あたらしいバッテリーを車体に設置します。

この時注意するのはガタガタしていないかどうか。バッテリーが入ってる受け皿が車によってはきちんと凹凸があります。その凹凸が車の決まった場所にはまっていないとグラグラしてしまうのです。

5、ステーをつける

バッテリーのカバーが付いているものはカバーをつけます。そしてステーをつけて車にバッテリーを固定します。

車によっては順序が変わることもありますが、できればステーを先につけることをオススメします。

6、プラス端子をつける

外す時とは逆ですが、取り付ける時はプラス端子から取り付けましょう。これも理由は同じです。

マイナス端子をつけてからプラス端子をつけると、ショートする可能性があるからです。

新しいバッテリーをつける時は、プラス端子からつけること。

7、マイナス端子をつける

マイナス端子を接続します。これで取り付けの作業自体は終わりです。

8、がたつきなどを点検後・車の設定をする

バッテリーを交換したら、手で揺すってみてください。端子がくるくる回っちゃうようだとダメですし、ステーで締めていてもバッテリーが動くようではダメ。

きちんと固定されていることを確認してください。

そして全て終わったら車の設定です。

バッテリーを交換すると各種リセットされてしまうので、最低でも

・パワーウインドウのオート機能の再設定

・バックカメラが付いていたらバックカメラの設定

・オーディオの時計やラジオのチャンネルを設定

このあたりまでは設定しておきましょう。車によってはまだ再設定が必要な項目があることもあります。

ハイブリッド車やアイドリングストップのバッテリーは?

それではハイブリッドやアイドリングストップ車のバッテリー交換はどうのか?という点です。

基本的にバッテリーの交換方法は同じです。ただ、30プリウスなどはバッテリーがトランクの奥についています。

リヤのハッチを開けないといけないんですが、ハッチは電動のスイッチでしか開けられません。ハッチを開けるにはバッテリーをジャンピングしないとダメ・・。どうすりゃいんだ?みたいな。

30プリウス エンジンがかからない ブースターの繋げ方とバッテリーの位置

以前更新した記事を参照してください。

アイドリングストップ警告灯が点灯した!という場合もほとんどがアイドリングストップバッテリーの劣化です。

アイドリングストップ車には通常のバッテリーではない専用バッテリーを使わないといけません。

アイドリングストップが効かないという相談が急増している

ランプが点滅したら、専用バッテリーを交換しましょう。マツダなどはバッテリーを交換して、キーレスの電池も交換しないと消えない場合もあります。

真夏と真冬はバッテリー上がりで立ち往生・・・。なんていうことにならないように、ジャンプスターターを持ち歩いておくのが一番ですね。

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