スバルよりリリースです。
【新車】新型スバル・フォレスターは暖機が7分も速くなる熱マネシステムを初搭載 #SmartNews https://t.co/QGPvfk53Kq
— チームMHO (@teammho) 2018年4月12日
新型フォレスターに暖機が7分もはやくなる熱マネシステム搭載。
寒い日って、暖かい車内に乗り込みたいからエンジンを乗り出す前から暖機する人は多いでしょう。リモコンエンジンスターターがついてれば、尚便利です。
新型フォレスターには電動の冷却水コントロールバルブを設けているとのことです。
今まで車のヒーターっていうと、エンジンをかける。エンジンの回転でウォーターポンプが回る。クーラントが各部へ循環する。エンジンの熱を冷却水が回収しながら、ヒーターコアに暖かいクーラントが到達。
ようやくヒーターが効く。
文章にして書くとこのような流れです。従来の車であっても、サーモスタットを冷却通路に設けてあるので、若干は暖機がはやくなっています。
冬場にヒーターが効かない原因として、サーモスタットの故障が考えられます。一定以上の水温になってから開かないといけないサーモスタットが最初から開きっぱなしになっている。
そうすると、いつまでたってもエンジンが温まらなくてヒーターが効かない。さらには走行風であっという間に冷却されるので、アイドリングさせてればいいんですが走り出すとヒーターが効かなくなる。
今度のフォレスターはこの冷却通路に電動のコントロールバルブを設けているということですね。
そもそもエンジンにとってオーバーヒートはやばい!っていうのは一般的に浸透していますが、オーバークールがやばい!とは認識を持ってる人は少ない。
オーバークールの何がやばいかっていうと、まずは燃費が悪くなる。エンジンの性能っていうのは完全暖機状態になって初めて発揮するわけです。なので、暖機は短くスパッとできればその方がいい。
重要なのは、エンジンはすぐにあたたまって、適温を維持すること。これに尽きます。今の技術であれば、こんなシステムは簡単に採用する事ができるはずですが、費用対効果で考えるとそれほど重要視されないのかもしれない。
ちなみに僕は会社へ歩いて行くようにしています。今乗ってる車はエンジンがミッドにあるので暖機が長い。エンジンがフロントにないMRやRRなどは冷却通路が長くなります。それだけ暖機の時間が長いのです。
暖機をする時間があれば、歩いて会社に着いちゃうから車で行くのはやめたのです(笑
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。