タイヤ交換の時に一緒にチェックしたいポイントや注意点などを説明

土日に家の車のタイヤ交換をしました。積雪地方だと、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを履き替えるということは当たり前の作業になります。

4月に入り、もう雪が積もることがないだろうということで履き替えしました。

タイヤ交換をしている時に注意したいポイントと一緒にチェックした方がいいポイントなどをあげてみたいと思います。

履き替えるタイヤの空気をチェック

DIYでタイヤ交換をすると気付きにくいのがパンクです。プロの整備士はタイヤ交換時にどうやってパンクのチェックをしているかというと、簡単です。

四輪のタイヤ空気圧が均等に減っているかを点検しています。

もし1つだけ著しく空気が減っているタイヤがあったらパンクを疑って、タイヤを水につけるなどの点検をします。

これがDIYだと気づきにくいです。おすすめなのは、タイヤを装着する前に空気圧を点検するということ。

大体200kpaで揃っています。この場合、パンクはしていないと判断していいでしょう。もし一つだけ空気が少なかったら、タイヤ交換する前にスタンドでパンクを点検してもらいましょう。

エアゲージはこちらがおすすめ。

安くてしっかりしています。それでいて使いやすくて誤差も少ない。

前輪のタイヤには溝があるものをつけること

タイヤが四輪均等に減っていればいいんですけど、駆動方式などでどうしても前輪のほうがタイヤは減りやすいです。

前輪は後輪に比べて、舵取りも引き受けていますし、いろんな側面からタイヤに負担がかかってきます。

こういったことを考慮して、たくさん山の残っているタイヤを前輪に取り付けましょう。

タイヤを外したらゴムブーツやブレーキをチェック

普段タイヤに隠されているブレーキ。

せっかくタイヤを外すのであれば状態をよく確認しておきましょう。

フロントブレーキパッドの残量をまずは確認。写真中央でブレーキパッドが二段になっているのがわかると思います。ブレーキとして使えるのが一段目まで。そこを削りきってしまうと、地金がブレーキローターと干渉して著しく効きが悪くなり、ブレーキローターもダメにしてしまいます。

写真の我が家号は残り8mmていうところくらいだと思います。新品は10mm程度あるので、まだまだ余裕で使えるという判断。

もっと減ってるかと思ったけどよかった。

そして各ジョイントのゴムブーツを点検。自分で交換するのはハードルが高い部分なので、切れてグリスが出ていないかを点検しておきましょう。

もしゴムブーツが切れてグリスが飛び出ていたら、早めに修理工場でブーツの交換を依頼してください。水が入ってジョイントがサビると危険です。

規定トルクでホイールナットは締め付けること

僕は整備士になる前は適当にタイヤのネジを締め付けていました。今考えると恐ろしいことです。

特にインパクトレンチを使う人は要注意。インパクトレンチで締めた!と思っても、締まってなかったり締め付け過ぎでネジを痛めていたりすることはよくある話。

インパクトレンチを持っていたら、締め付けはゆるーくやっておいて、最後にトルクレンチできちんと締め付けましょう。

僕はずっとこのエマーソンのトルクレンチを使っています。

とても使いやすいのでおすすめします。

タイヤ交換をしたら空気をきちんといれておく

タイヤ交換作業が終わったらどこでもいいので、きちんと規定の空気圧まで入れておきましょう。

僕は大体無料のスタンドで空気を入れています。その時に、きちんとエアーが入ったかをやっぱりエアゲージで確認しています。

誤差はほとんどなくていいですね。

自分でタイヤ交換をするのなら道具を揃えよう

僕も昔は、車載のジャッキと工具だけでタイヤ交換をしてきました。ですが、2014年から道具を揃えたんです。

最初はそこそこのお金がかかりましたが、4年間2台。計16回ほどタイヤ交換をしている計算になるので、もうほとんど元は取れたかもしれない。

タイヤ交換をする車が多いのであれば、道具を揃えてしまいましょう。

手でやる作業はやっぱり大変です。

DIYでタイヤ交換をする時のオススメアイテム

どうして僕がこの道具を選んだか、理由も書いてあるので参考にしていただければ幸いです。

DIYでタイヤ交換をする時はとにかく安全第一です。何がなんでも安全第一ということで作業をするようにしましょう。

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