一昔前のエンジンに比べて今のエンジンは目覚ましい進化を遂げています。
排ガスなんか比べられないくらいクリーンになりつつあります。
ガソリンを効率よく燃焼させられるようになってきた。
直噴エンジンが良い例ですね。
直噴エンジンは圧縮を高められ、エンジンの性能を高めています。
マツダの直噴はセルモーターを使わないでエンジンの再始動ができるハイテクシステム。
交差点などでエンジンが止まったらピストンはシリンダーの真ん中へんで止まるように制御されます。
そして圧縮行程のシリンダーに燃料を少し噴射してエンジンを逆回転。
その時膨張行程のシリンダーを爆発させて再始動。セルモーターをつかわなくていいというのが凄いね。
今注目されているのが可変圧縮エンジン。ターボはその性格状圧縮を低くしないといけません。
ノックセンサーがついていてもノッキングを感知したら点火タイミングが制御されてしまうので、
おいしいパワーが使えない。
可変圧縮エンジンにすることで、ターボが効いていない時は圧縮を高めて最大限燃焼効率を高めて、
ターボが効いてきたら圧縮を下げてノッキングを防止する。
エンジン自体は理論的に最大限の効率をいつまでも取り出せる。
そんな魔法のエンジンに行き着くんだろうと思います。
ガソリンエンジンをディーゼルエンジンのように高効率に。エンジンの進化は目ざましいのであります
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
可変圧縮、アトキンソンサイクルのことですかね? なんか複雑になってきてクランクシャフトのあたりが耐久性の問題が・・、なんて思っているのは僕だけでしょうか?
この前どこかのニュースで熱効率が非常にいいエンジンができた!という記事がありましたね。まだまだいけそうですね。エンジン