アイドリングストップが効かないという相談が急増している

最近トレンドな故障相談といえば、

「アイドリングストップが効かない!」

というものが多いです。類似の相談でもエコアイドルのランプが点滅した。とかアイストップのランプが点いたとか。

いわゆるアイドリングストップ関係の警告灯が点灯したので見て欲しいというケース。

アイドリングストップが搭載されている車の絶対数が増えてきたからこその故障ですね。

そもそもアイドリングストップってどうなのか?というところから。

意外と知られていないのは、アイドリングストップは複雑な条件をクリアした上で作動しているということ。

ダイハツ車を例に挙げると、

ダイハツ車でエコアイドル警告灯が点滅する原因として一番多いのがこのコード。

P1602

始動時電源電圧低下異常

これは何を意味するのかというと、

エンジンをかけようとセルモーターが回った時に、バッテリー電圧がどこまで落ち込むかを調べています。

一定以上電圧がさがると、この故障コードを入力して警告灯を点滅させる。

詳しい数値は忘れてしまったけど、確か7V付近だったんじゃないかな。それを下回るとバッテリーが弱ってるからアイドリングストップできませんよ。

というメッセージをコンピューターが送ってくるのです。

それと、クランキング時に何V以下に何回なったかということもカウントしています。累積カウントが規定以上になるとやはり警告灯を点滅させる。

アイドリングストップの警告灯が点灯すると一番最初に疑ってかかっていいのがバッテリーです。

昔は専用バッテリーといえば純正しか設定がなく、高価でしたが今ではいろんなメーカーからアイドリングストップ専用バッテリーが売られています。

もしバッテリー自体はまだ新しいのであれば、一度バッテリーを満充電させてみるのも一つの手です。

やはりチョイ乗りが多くバッテリーが消耗しがちだと、規定の電圧を確保できなくて警告灯を点灯させることがあります。

そういった場合、バッテリーがまだ新しいのであれば充電してみてください。それだけで改善されることもあります。

もはや現代病にもなってきたアイドリングストップの警告灯。8割はバッテリーが原因です。劣化してきたバッテリーは交換しましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 大江 より:

    LA110系のムーブ、LA600系のタントで2年保たなかった車両がありました

    なので、こちらでは3年保証のカオスを勧めています(^^)

  2. MHO より:

    3年保証がついているなら安心ですよね。