本日はスペアキーについての紹介。昔のような車ではなくて、比較的新しい車でスペアキーを作る場合。
一例として。そもそもスペアキーですが、現代の車にはスマートキーと呼ばれる電子キーがあります。そしてそこにくっついているエマージェンシー用のキー。
スマートキーを作るにはディーラーに行かないとダメ。部品で注文することはできますが、イモビライザーの登録や設定はディーラーで行う必要があります。
エマージェンシー用のプレートキーはどうか?
プレートキーを無くしちゃったら、キーナンバーで注文をかけることができるメーカーが多いです。その場合、キーナンバーがわからないとダメです。
新車で買うと、キーに鉄のプレートが付いてきますよね?そこのプレートにキーナンバーが刻印されている。
このキーナンバーがわからない場合、運転席のドアキーシリンダーを外すと確認ができる場合もあります。
今回このスイフトは5から始まる5桁程度の数字がプリントされています。
これがキーナンバーということらしい。今までの場合、シリンダーに刻まれているのがほとんどだったから、こういうプリントタイプは初めて見ました。
少しこすったら消えちゃうくらいです。
このようにキーナンバーがわかれば部品で注文をかけることができます。ただこのスイフトの場合だと、プレートキーでもエンジンがかけられます。
そのためには新しいプレートキーにイモビライザーを登録しないといけない。気をつけないといけないのがイモビの登録って、一気に全てのキーを行うらしいのです。
つまり、新しいキーにイモビを登録したのち、古いキーが出てきたら古いキーのイモビは無効になっているということ。
もし他にもプレートキーを持っているのなら持っている限り全てのキーをディーラーに持ち込んで全部に同じイモビライザーを登録しないといけない。
キーナンバーもわからないし、鍵もない。こうなったらお手上げになってしまいます。とりあえずディーラーに相談しましょう。製造の車体番号から秘密裏にキーナンバーを検索することもできなくはないと言っていました。ただそれは100パーセントではないとのこと。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。