目からうろこでした。
「+5500円」でできるボディ剛性アップ！ガラス用接着剤「ハマタイト」施工をメニュー化 #SmartNews https://t.co/uFBZXf4DgN
— チームMHO (@teammho) 2017年9月24日
横浜タイヤのハマタイトという接着剤をつかって、ガラスを貼り付ける。
そうするとボディー剛性が上がるという目から鱗な提案です。
そもそも、市販車をレース車両に仕立てるには、ボディ剛性をあげるためにいろいろな手を尽くします。
それこそ既存の部品を全て外して、スポット溶接の数を増やしたり、ロールゲージを組んだりと。ボディ剛性が上がれば、コーナーリング時にボディがヨレたりしないのでサスペンションが本来の仕事をすることができる。
そのため、タイムアップに貢献する。
このボディ剛性アップですが、一昔前から提案されていたのが溶接ではなく接着剤を使うというもの。今の接着剤ってすごく性能が上がっている。下手な溶接をするよりもよっぽど効果がある。
これをガラスに応用しているわけですね。
昔の車はフロントガラス出会ってもモールにはめこむタイプでした。これはゴムのモールと紐を用意して、整備士自身がガラス交換をすることができました。
手順はボディにゴムモールをつける。モールのガラスが入る部分に紐を通しておく。ガラスを定位置にセットしながら紐を少しずつ解いてゴムモールにガラスをはめこんでいくのです。
僕も何回かやったことがあるけれど、ガラス屋さんを呼ぶ必要もないからいいなって。
それがいつの間にかガラスが接着剤ではりつけになりました。この場合のガラス交換はガラス屋さんをよんで交換してもらう必要があります。
ガラス屋さんは施工前と後で写真を撮って、後で車両保険で支払うということもできるようにしてくれる。
古いガラスを外して取り付け面を清掃。そして接着剤を塗ってガラスを貼り付けます。
ガラスを貼り付けた後は数時間は放置しておかないといけない。その時、ドアのガラスを少し開けておく。これには理由があって、ドアを開閉すると内圧が高まりますよね。それが内側からガラスを押す力として働いてよくないんだとか。
なので、作業が終わった後ドアを開閉される可能性があるので、ガラスを少しだけ開けて内圧を逃す道を作っておく。
と、ガラスについて徒然とかいてきましたが、せっかく脱着するのなら高性能なUVカットガラスなどに交換するのもいいかもしれませんね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。