車検時にブレーキローターの状態が良くないので研磨をお勧めします・・・
と、言われたことがある人は1人か2人はいると思いますがそもそも何故ローターを研磨するか?
その理由は3つあります。
まずは上のように錆びてしまってるケース
これではブレーキパットが正常にあたる面は3分の1程度になってしまっているので当然制動力は落ちています。
次にブレーキジャダーが起こっているケース。
高速走行時にブレーキングすると、ABSが効いているようにがくがくとジャダーが起こる。これは熱によってローターが歪んでしまっているため起こります。
見た目にはわかりにくいです。
最後にブレーキローターがレコード盤のように削れている場合。
これはブレーキパットを強化している場合やブレーキキャリパーの状態がよくないときに起こります。
どれも正常な制動力が得られないので研磨したほうがいいです。
でも錆びたローターであっても、いがいとブレーキテスターにかけると規定の制動力g出ていることが多いんですけどね・・
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。