圧縮圧力はエンジンがどの程度元気かを表すバロメーターだと思います。
走行距離が伸びたり、メンテナンスを怠ったりするとシリンダーが磨耗したりバルブ廻りの密着不良で圧縮が落ちてきます。
その目安になるのが圧縮圧力です。
圧縮圧力が規定値以下だと、エンジンをOHするか乗せ替えをするかをしないといけません。
圧縮が減ると最終的にはエンジンがかからなくなります。
圧縮の測り方は
1、すべての気筒の点火プラグを外す
2、計測する気筒にコンプレッションゲージをセット
3、アクセルを全開にした状態でクランキングしてコンプレッションゲージを読み取る
です。変なコンプレッションゲージだとアタッチメントのゴムがプラグホールに残ってきたりして取り出すのが大変になることもあるので、きちんとしたものを使いましょう。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。