よくプラグのメンテナンス法にいろいろと議論がわかれるけど、僕は特別な時を除きプラグは基本的にはメンテナンスはしません。
で、交換時期がきたらきっちりと交換する。
それが一番のプラグの管理になりますからね。
プラグの表面をワイヤーブラシで削ったりするのはプラグギャップが変わったり電極が丸くなるのでお勧めできません。プラグの電極は角ばっているほうがよく火花が飛ぶからです。
きちんとしたプラグクリーナーをつかって、カーボンをそぎ落とす方法がありますがプライベートで持ってる人は殆どいないと思います。
うちの工場ではサンドブラストのようなものを用いてプラグの電極のカーボンを落とすプラグクリーナーがあります。
もしプラグ交換が難しい場合は、プラグクリーナーをつかってカーボンを綺麗に落とす。そしてプラグギャップをシクネスゲージをつかって調整。
最近の車の特殊なプラグの場合を除いてはプラグはメンテナンスをするというよりは2万キロくらいできっちりと交換するようにしてあげましょう。
特に点火方式で、エンジンの気筒数に対して半分しかイグニッションコイルを持っていないエンジンは、同時点火方式を採用しています。
つまり、プラグの磨耗が2倍速いわけです。4気筒で2コイルの場合、1番と4番シリンダーにコイルがあります。1番が圧縮上死点で点火する時、4番は排気上死点で同時にプラグに火花を飛ばしているのです。こういうエンジンはプラグの交換は早めにしましょう。
それが一番のプラグの管理です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。