オートマ車がエンジンがかからなくなってしまい、緊急時なので牽引したい・・・
こんなときどうすればいいか?
これははっきり言って止めましょう
ATミッションが壊れても止むを得ない状況以外は駄目
なぜかと言うと、AT車を牽引するときはエンジンがかからない状況では駆動輪を持ち上げた状態で牽引しないといけません。
理由は簡単、ATのミッションオイルのオイルポンプはエンジンの動力で回されています。
つまりエンジンがかからないということは、ATミッションのオイルポンプが動いてない状態なんですよ。
なので、普通に牽引すると駆動輪が回されることによってATギアなどがこすれます。しかしオイルは回っていないイコールATミッションを壊してしまうといったことになってしまいます。
よくJAFなどでタイヤを持ち上げた状態で引っ張っていくのはそんな理由からなんですね。
もしAT車でエンジンがかけられない状態で動かさないといけないときは、積載車を呼びましょう。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。