トヨタ カルディナ ST215
ちょいと初体験となる
とある警告灯に悩んでしまいました
カルディナ ST215
一体何の警告灯が点灯したかというと
これです。
このオイル・フィルターのマークをしたランプが点灯してしまったという。
おお?なんじゃこりゃ。はじめて見た。
察するに、オイル交換のメンテナンスの時期をお知らせしてくれるモニターランプだと思うわけです。
実際にオイルレベルゲージを抜いても、オイルは綺麗でとても交換時期ではないし
量もきちんと入っていた。
オーナーはどこからかこの車を最近買ったらしい。
が、このランプに関係する説明書が入っていなかったという。
機能上問題ないならリセットしてくれという依頼です。
しょうがないのでとりあえずカプラーを抜いてみた
これで強制的にリセットされるんじゃないかなぁと。
そうしたら駄目
なかなかしぶとい
ちなみにデンソー製。
もしやデンソー製ということは、ディーラーオプションか何かか?
とピーンと気がついてディーラーに相談したらやっぱりそうらしい。
このカルディナが発売された当時のディーラーオプションかなにかで取り付けられたもので間違いないだろうと。
なんでもネーミングは
オイル交換お知らせ君
というらしい。そのまんまじゃないか。
で、お忙しい中リセット方法をFAXしてくれました。感謝。
オイル交換お知らせ君のリセット方法
①お知らせくんのボタンを押しながら、キーをON、OFF、ON、OFF。
②ボタンを離して、キーをON、OFF
③ボタンを押しながらキーをON。ここでランプが点滅
④点滅している最中に2秒くらいボタンを長押し→ランプ点滅→離す
ランプの点滅が早くなる
⑤ランプの点滅が早くなったら、設定したい距離(1000km単位)分ボタンを押す
例)5000kmの場合・・・5回押す
⑥設定した距離分ランプが点滅する
例)5000kmの場合・・・・5回ランプが点滅する
⑦キーをOFF。終了
とこのようになっているらしい
しかし、どこを探してもお知らせ君にボタンが見当たらない。
もう一度ディーラーに聞いたのです
そうしたらこのお知らせ君のパネル、外れるそうです
ボタン出現
左がオイルのマークなので、左のボタンを精密ドライバーなどで押しながら試したら成功。
と、いうわけでトヨタのオイル交換お知らせ君のリセット方法でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
こーんないいもの、あるんですね。初めて見た。トヨタ党を謳っている自分として、知らなかったのはまだまだ甘いな~。
高級車だけでなく、むしろ台数の多い大衆車にこそ普及してほしい。
そうすれば、オイル交換に意識が向かないドライバーさんも、少しは意識するようになるでしょう。
非メンテ放置車も減り、世の中健康な車が今より増える(と良いな)。
中古車市場も安心なタマも増えるし(だと良いな)。
あとは・・・リセット方法がもう少し簡単なら、なお良いのにな~。面倒臭そうですよねコレ。
ネットにも情報が載っていなくて近所のトヨタのフロントマンに情報を探してもらったのです。備忘録みたいなものですね。