イモビライザー付きの車にエンジンスターターをつけてみて

久しぶりに、エンジンスターターを取り付ける仕事をしました。
昔はしょっちゅう取り付けていたんですが、イモビライザーなどの出現で純正しか取り付かないといったことになってからは久しい。社外品のエンジンスターターを後付するという選択肢がでてきたので、それを依頼されました。車両はトヨタのノア。プッシュエンジンスタート付のイモビライザー搭載車。

昔の車にエンジンスターターをつけるときは、大体イグニッションスイッチのコネクターに車種別の専用ハーネスを取り付けてそこから分岐してスターターの本体に取り付けた。
今時の車はどうかというと、まずはプッシュスタートスイッチから配線を分岐させる。

そして、イモビライザーのコントロールユニットからも配線を分岐させていました。
最後にブレーキスイッチの配線。この3つから配線をたぐり寄せてエンジンスターターの本体につなぐ。

これでイモビライザーがついている車であっても、問題なくエンジンスターターが取り付く。
気をつけないといけないのはライトのAUTO機能だ。フォトダイオードを使ってトンネルなどにはいると自動的にライトをONにする機能だ。今の車には大体ついているが、これを作動させたままエンジンスターターでエンジンをかけるのはNGらしい。

エンジンスターターでのアイドル時間が終わった後でもAUTO機能のライトはONになりっぱなしになってしまうらしい。つまり夜に、ライトをAUTOにしておいて、エンジンスターターでエンジンをかける。そしてアイドル時間が終わるとずっとライトがつきっぱなしになってしまうと説明書に書いてあった。

イモビライザー付の車のエンジンスターターの取り付けはさほどむずかしくないですが、いろいろと気をつけないといけないことがあるということを知りました。

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