軽トラックにもスバルのサンバー辺りは採用しています。これを嫌がる人が中にも居ます。
確かにバックにシフトを入れたときにピーピーといったでかい音がなるのは目立ってしまう。
夜遅くに自宅の車庫から車を出すなんていうときには、近所迷惑も考えるのも分る気がする。
で、先週預かったコンテナ車のいすづのエルフ。このバックブザーが変だということで修理することに。
バックブザーって、いかにもブザーですよ!というものが車体に取り付いているんですが、このエルフどこにブザーがついているかパッと見ではまったくわからないんですよ。
一体どこについているんだ?
実際にブザーを鳴らしてみても音量が小さくて聞き取りにくい。バックブザーをONにするっていうことは考えられる配線なんかバックランプスイッチ系統くらいしかパッと思いつかない。それかバックランプ。
この辺りから電源を取っているだろうと思ったら、さすがエルフ。テールランプユニットに備え付けられていました。そして、バックブザーを点検すると。あらあら。音を消すように綿やらビニールやらがかなり詰め込まれていました。これは運転手がバックブザーを任意的に消音しているということですね。
しかし経営している社長からしてみれば、ブザーが鳴らなくて事故でも起きたら大変だ。ということなんでしょう。
両者の意見は食い違っていますが、とりあえず消音器?を取り除いて正規の音量が出るように直しておきました。
たかがバックブザーですが、もしかしたらバックブザーがあったから防げた事故だって実際には
あるかもしれません。かっこ悪いけれど、それだけ安全ということを考えればキャンセルするのもどうかなぁなんて思ってしまう自分も居ました。
皆さんはどうおもいますか?自分の車にブザーがついていないから言いたい放題いえるのかもしれない(笑)
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
車ではありませんが、自分の会社のフォークリフトには、スイッチを付けてあります。
早朝5時から「ピーピーピー」って鳴ったら、近所迷惑ですもんね。
バスに乗ってる身からするとバックブザーは重要です。
観光地の駐車場というのは意外と人通りが多いので、後退することを知らせる手段は多いに越したことはありません。
自分はブザーをカッコ悪いと思ったことが無いのでそういう感覚の人もいらっしゃるということに驚きです。
ライトONでブザーキャンセル仕様のクルマは昔よくありましたが、最近はどうなんでしょう?
最近はブザーでなくて音声のがあるんですね? 最大音量にしてあるのでしょうか、音が割れてしまっていて、バックします! が ガッツ石松 に聞こえてしまいます。
スイッチをつけるというのも一つの手ですね
バスやトラックは絶対にあった方がいいと思います。
ぼくの先輩も言っていました。「ガッツ石松」(笑
周波数の高い音のブザーは(圧電ブザー型)は高齢者の耳には聞こえていない
みたいです。
昔ながらのブザーの方が聞こえている感じです。
音声は「バックします・50円ください」と聞こえるのは私だけ?
ミッキーマウスマーチのバックブザー最近見ませんね・・・
50円ください・・言われてみれば(笑)