以前も書いたかもしれないけれど、久しぶりにまたアイドリングストップ搭載車に乗って感じたこと。
それは、
「僕はアイドリングストップが苦手だ!」
ということです。
アイドリングストップが苦手な理由として挙げられるのは主に3つ。
- 狙ったタイミングで発進することが面倒である。
- セルモーターへの負担が整備士的によろしくないと思ってしまう。
- そもそも乗っていて不快に感じる。
この3つです。
順に説明。
目次
狙ったタイミングでの発進
これは主に交差点ですよね。
交差点で右折時などにエンジンが停止した状態でいると、切れ目が近づいた瞬間にブレーキペダルを緩めてエンジンを再始動させないといけない。
この一連の動作が煩わしい。すぐにしゅっぱーつ。ぶーん。とできないところが嫌。
セルモーターへの負担が気にかかる
これは整備士をやっていると特にそう思ってしまう。昔のセルモーターに比べてアイドリングストップのセルモーターは、ECUが始動回数をカウントしていて、とある回数になったら警告灯を点灯させたりするようになっています。
このセルモーターの寿命ですが、おそらく通常に車を使っていれば、車の寿命並みにもつようになってきているかもしれないんですけどね。
万が一、セルモーターが摩耗しすぎて交換しないといけなくなるとすると部品代と工賃を合わせれば、節約した燃料代くらいはすぐに出ちゃうと思うんです。
それとAT全盛時代、エンジンの始動はセルモーターにかかってくる。そんなセルをアイドリングストップで酷使したくないわけです。
ハイブリッド車ならいいんですよ。トヨタのハイブリッドシステムみたいに、ハイブリッドモーターでエンジンのクランクを回転させて再始動させるものならね。
この辺のことを考えるとガソリン代よりエコじゃないだろって。思いません?バッテリーだって専用品だから通常のサイズより割高ですよ。みんなその辺の事実を知っているのだろうか?
乗っていて不快
最終的にこれに尽きると思います。
ただ、僕がアイドリングストップを唯一認めるとしたらトヨタのハイブリッドシステム車だけ。あれは出だしがモーターで動けるわけなので、エンジンが停止していようがいまいがあまり気にならない。
通常のガソリン車だったら乗り味が不快で嫌。
きっとこんなような雑記を前も書いたと思うんですよね。ですが、久しぶりにアイドリングストップ車にのると再び湧き上がってくるこの嫌々感。
ああ、もし自分の車がアイドリングストップ車になったら、毎日キャンセルして使うだろうな・・。
バッテリーも劣化したら通常のバッテリーに載せ替えちゃう。安いしエコだ!
なんてことを考えてしまうのであります。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
同意です。
Nボですが、エコモードのデフォルト変更する裏技を調べてもらったのですが「ない」
という返事でしかたなくキャンセルボタンを毎回押していました。
しかし、あるとき気付きました。エコモードってアイドリングをストップさせる
だけではないんだということを。
パワーは抑え気味になりますが燃料を節約してますね。
そこを残しつつ、エコモードでもアイドリングストップしないように改善を計画中です。
まだ案ですが。
ウインカー動作中は止まらないで欲しいのが本年です。
ただ、ダイハツ車で気づいたのですが、停止する前にATのシフトをSモードにして
エンジンブレーキを掛けて停止し、止まってからシフトを戻すと
アイドリングストップ機能は作動しません。
アイドリングストップ、私も好きではありません。カタログ燃費が上がるのは分かるのだけれど。
アイドリングストップ、AT・CVTなど、カタログ燃費に有利な機能がある車ばかりが売りだされていますが、仮に燃費が少し上がったとしてその機能にかかる値段を回収できると思えません。個人的には、経済的な理由も含めて、アイドリングストップもキーレスエントリーも自動スライドドアもない小排気量でNAのMT車が好きなのですが、そんな車は軽のバンくらいしかなくなってしまいましたね。
自分もアイドリングストップ車は嫌いです。
嫁がアイドリングストップ車に乗ってるんですが、自分が乗るときは必ずキャンセルスイッチを押してアイドリングストップしない様にして乗ってます。
燃費を上げないといけない今の時代、アイドリングストップ機構はつけないと仕方がないとは思いますが、せめてキャンセルスイッチは乗るたびに毎回押すのではなくて、一度押したら「ON」または「OFF」と固定する様な設定にして欲しいと思いますねぇ!
私も車を買い換えて結局キャンセラーを入れて毎回スイッチを押さなくてもいいようにしました。
ブレーキの踏み方で再始動したりするので鬱陶しいですね。
某車種ならボンネットスイッチのカプラーを外すといった方法もありましたけど・・
いろんな技があるのですね〜
初めて乗る車がアイドリングストップ車だとしたら、それが当たり前になる時代もくるんでしょうね・・
実家のお袋さん号に乗るとき、キャンセルスイッチを押さないで走り出してしまい、アイドリングストップがかかった瞬間ガックリします(笑)
ものすごく鬱陶しいです。
アイドリングストップは、雨の日の夜にエアコン効かせてたりすると、心が痛みます(´・ω・`)
(ライトにワイパーにエアコンにオーディオに、ウィンカーまでバッテリー頼み)
マツダのスカイアクティブは、物理的にスイッチを押しっぱなしの状態にしておけば、アイドルストップ解除が継続します。スイッチの隙間に何か挟むなどで解決です。よって費用も掛かりません。
マツダは便利なんですね