ブレーキパッドの厚みが車によって様々だったということ

この間ちょっと興味深いことがあった。それはブレーキパッドの厚みだ。
カプチーノのブレーキパッドを交換したとき、リヤのパッドが新品ながら厚みが薄いなぁと思ったのだ。
これはキャリパーにはまるギリギリのサイズだったのだろう。あまり厚そうなブレーキパッドは
はまらないような感じだった。対してゴルフに代表されるVWのブレーキパッドを交換するときにビックリするのがその厚みだ。

新品でパッド面が12mmくらいあるのだ。こんなに分厚いのかと。

そして先日、トヨタのプラッツのブレーキパッドが減っていたので交換した。
特に純正指定がなかったので、コストパフォーマンスが高そうなものを部品屋さんにお願いしたら、厚みが10,5mmあった。交換したときのブレーキパッドは2,3mmくらいだったから
これはなかなかコストパフォーマンスにたけるなと思った。

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ブレーキパッドって厚ければ厚いほど磨耗しても長く持つのは分る。でも、ごく稀に変な熱の
加わり方と経年劣化でパッド面が剥がれ落ちてしまうことがある。

剥がれ落ちるというよりは、パッド面に亀裂が入って、そこから削げ落ちるような感じ。

ブレーキシューはライニングが接着剤のようなもので貼り付けられている。これも経年劣化で
剥がれ落ちることがある。

実際にボクも25年近く前のボンゴの車検整備を行っていたら、ブレーキシューのライニング面がはがれてしまったことがあり、新品に交換したことがある。

こういったことが、厚みの多いブレーキパッドでも起こりえる可能性があるかもしれない。
そうはいってもブレーキパッドは厚みが厚いなら厚いでこしたことはない。それだけたくさん使えるのだから。
新品のブレーキパッドを片っ端からパッド面を計測しているとキャリパーの形状で、ある程度厚いパッドが入るか入らないかが分るようになった。

ブレーキパッドの厚みからいろいろなことを考えさせられた出来事でした。

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