今回はよくある話なんですが、車検から車検までオイル交換をしない車というタイトルで
いきたいとおもいます。実際にこのケースって多いんですよ。まずは車に無頓着なオーナー。
メンテナンスということをほとんどしないわけですね。なので車屋さんに預けなければいけない車検のときにオイルを交換していない事実が発覚する。
これを受けて車屋さんはオイル交換をお勧めするのです。こういう車両に遭遇する確立は
大体2割程度。10台に2台は2年間オイル交換をしないということですね。それでもエンジンは平気で廻っているけれど。
先日はとうとう悲劇が起きてしまった。オイル交換を車検ごとに行っているオーナーのマフラーに穴が開いているということで取りにいったんですよ。そうしたら異音を発生しているのはマフラーではなかった。
なんとエンジン本体の音だったのである。つまりメタルに損傷をきたしているようなそんな音だった。オーナーはやっぱりオイル交換をしない人で、車検までうちの工場に入庫することはありませんでした。それを繰り返していくとエンジンが焼き付きぎみになってしまっていると。
車を乗っていると、無頓着なオーナーであってもガソリンスタンドに行けば車をチェックしてもらえる。
だけどセルフスタンドなどに足を運ぶと、本当に車を見てもらえるチャンスというものがなくなってしまう。
車に無頓着なオーナーこそフルサービスのガソリンスタンドを選んだほうが良いと思う。
ある程度の知識を持っている人であればいいけれど、そうでないと思わぬ事態を招くこともありますからね。
車検から車検までオイル交換をしない。一度熱を加えるとオイルは酸化がはじまります。
距離を乗らなくても1年以内には交換しないとエンジンにはよくないのでした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。