趣味として持つ純エンジン車は何がいい?フェラーリを体感して思った事

先日ですが、兄の知人を紹介してもらい、そこで生まれて初めてフェラーリに触れ合う機会がありました。

個体は348tb。V8エンジンをミッドに搭載しているモデルです。

運転席に座らせてもらい、エンジンもかけさせてもらいました。聞くと、このフェラーリ348tbはずっと所有してきたとの事です。

1989年から1994年にわたり販売されてきた348tb。まっすぐ走らないと言われたフェラーリですが、その存在感は強烈でした。

車って生活必需品である地域とそうでない地域があります。

僕らが住んでいる場所は、一人一台車がないと生活が成り立たないです。例えば会社に行くとすれば、8割くらいの人は車が必要。駅に近い人のみが電車で通勤が可能です。

そして車はこのように生活に必ず必要なものと、そうでないものがあります。

いわゆる趣味として所有する車です。これから先、純エンジン車はなくなっていくことはわかっています。

今でも25年ルールのネオクラシックカーがどんどんとアメリカへ渡っています。そして純エンジン車の終焉。多分、ここから純エンジン車を趣味として取っておこうという人も増えてくるのではないかと。

そんな選択肢にフェラーリっていいかもしれない。

趣味として保存する純エンジン車は構造がシンプルであること

フェラーリっていう車は、値落ちが非常に少ない車です。

フェラーリって、例えば500人欲しいという車があったら499台しか作らない。一人にはいきわたらない。

こうすることで、プレミアム感を出していると。実際にフェラーリってお金があっても新しいいモデルはそう簡単には買えない。

何故なら審査があるからです。お金を持っていても、フェラーリオーナーになれる人物であると、フェラーリが判断しないと売ってもらえない。これは新車の場合ですけどね。

なので、どのモデルも値段が下がらない。時には値段が上がる事すらある。

こういう車なら、趣味として持つには最高ですね。

そして、この手の車はある程度シンプルな構造であることが望ましいと思います。

出来ればATよりもMTの方がいい。フェラーリのとあるモデルのATって、壊れたら誰も修理できないと言われているものがあります。それは制御しているコンピューターの問題なそうで、そういうモデルは買うべきではないと。

ATよりもMTの方がシンプルです。今の新車はどれも電子制御されていますけど、出来るだけ制御系統はシンプルであったほうが修理しやすいです。

日本の車でも年数が経過してくると、部品の販売が終了します。これが旧車オーナーの頭を悩ませるところ。

部品がないと、修理ができない。今では3Dプリンターがあるので、ある程度のパーツは低コストで作ることができますが、コンピューター系統が壊れるとお手上げになってきます。

もし新型のZを買ったとして、この先ずっと所有していきたいと思うのであれば、部品がなくなりそうなタイミングでまとめてストックをしておくということ。

そして、ある程度やれてきた部分は、部品があるうちに一気に直しておくということ。このあたりがオリジナルを長く保つ秘訣になります。

たまの週末に、ストレス解消するために純エンジン車にのる。

こんな趣味が増えてくるんじゃないかなと。その為の車選びは、出来るだけ価値が下がらないもので、楽しくあって、修理がしやすい車であるのがベストですね。

日本のネオクラシックスポーツカーなんか、これ全部当てはまりますから。僕も出来ればもう一度FD3Sを所有したいなと。

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