三菱渾身の一台であるデリカミニですが、当社でもこれで2台目の納車となりました。
1台目に納車された人は、早速長距離運転を楽しんでいたようで、新車1000Km点検に訪れてきました。
特に異常などはなかったものの、オーナーが気になるのは燃費の悪さだといいます。
特に今のような真夏にエアコンを全開で走ると、リッター13kmを切ってしまうことがほとんどだといいます。
この前も家族でディズニーランドへいったそうですが、ディズニーに行こうとすると片道でもガソリン満タンにしているにもかかわらず結構ギリギリだったと。
ガソリン満タンにして300km走れないと嘆いていました。
どうしてこんなに航続距離が短いのか?
燃料タンクが27Lしかないという現実
平均燃費がリッター13kmを割ってしまうというのもさながら、燃料タンクがデリカミニって小さいんですよ。27Lの容量しかありません。
お客さんのデリカミニも4WDのターボなので、WLTCモード燃費は17.5km/Lです。
エアコンを入れると12.5km/Lくらいの燃費もザラにあると言っていましたが、確かにそのくらいの平均燃費だと300kmの後続は無理ですね。
とはいえ昔僕も乗っていたことがある3G83ターボエンジンなんてもっと燃費やばかったですからね。
リッター7km台でした。これは嘘偽りない数字です。EKスポーツとかオッティの4WDターボのATはこんな数値でした。
その当時に比べると2倍くらい走るようにはなってるんだなと。
ちなみにNB0Xなんかは25Lタンクですから。
いくらエコタイヤを履いていても、こんな数値になってしまうので。
タイヤをもっと安いものにしたらさらに燃費が悪くなるでしょうね。
この手の車で遠出すると、ガソリンスタンドの存在をちらつかせておかないとダメですね。特に高速道路でスタンドがない地帯を抜ける前は、必ず満タンにしておくことがポイントです。
近間を走るのには最適ですが、ロングドライブの際は気をつけてください。
エンジンがくたびれてきたらこの手の添加剤も効いてくると思います。
新車時はどうしようもないですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。