平成30年度自動車整備士技能検定試験(二級自動車シャシ整備士)の合格者

平成30年度自動車整備士の試験。2級シャシの合格発表が先日ありました。

結果から書くと、117人中33人が合格となりました。2級シャシの試験は実技と学科に分かれています。

実技試験を受けた人は1人しかいなくて、その人は実技を合格しています。

何故実技試験が1人しか受けなかったかというと、残りの人たちは実技試験が免除になっていたということです。

実技試験を免除になる人たちというのは、専門学校に通っていたりそれ相応の養成所などで先に実技試験を免除になる資格をゲットしていたということです。

なので、117人中33人の合格者が出たという試験ですが、みんな学科試験で合否が分かれてしまったということになります。

この数字、合格者が多いととるのか?それとも少ないととるべきか?

去年の同じ2級シャシはどうだったか?去年は89.6%でした。去年の数字を見る限りでは結構低くなってしまったなという印象はうけます。

ちなみに低い順で言うと合格率は1級は23.1%。2級ジーゼルが28.9%。2級ガソリンが42.4%が去年の実績です。

これらを見ると単純に低いとも言い切れません。当たり外れは年ごとによって変わるのは当たり前ですからね。

整備士の試験とは?

僕も自動車整備士の試験を受けて有資格者になったのですが、整備士の試験について。

僕が今まで受験した整備士の試験は3級ガソリンエンジン、3級シャシ、2級ガソリン自動車、自動車検査員。この4種類です。

整備振興会の主催する講習を受けて卒業し、実技試験を免除の資格をもらって学科のみ全てチャレンジしました。

結果3級シャシは落ちました。どうして落ちたか?これはもう簡単。まったく勉強していなかったからです。どうして勉強しなかったか?受けるつもりではなかったから。どうして受けるつもりなかったか?

もともと僕は3級ガソリンエンジンの講習しか受けておらず、シャシについては何も勉強をしていなかったのです。そして、どうせなら学科試験は両方受けろ!と受験受付期日ギリギリに上司に言われてダブルエントリーされたんです。

そしてシャシは玉砕しました(失笑)

僕がこういうシチュエーションだったので、同じようなシチュエーションにあった人もいるかもしれない。ガソリンとシャシを無理やり併願している人ですね。勉強してないのだから受かるはずがない。

3級ガソリンエンジンと3級シャシ。2級になると出題範囲がエンジンとシャシで合体するんです。2級ガソリン自動車か2級ジーゼル自動車。どちらか。ガソリンの方が球数が多いので、多くの整備士は2級ガソリン自動車を取得しています。

ちょっと言い訳がましくなりましたが、こういった理由で落っこちてしまう人もいたんじゃないのかな?

きちんと合格の基準もあるので、それに達していない場合はやっぱり落ちちゃいます。国家資格ですからね。

それよりも受験者の数が少ないよなぁ・・。というのが僕の印象でした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする