前の話になります。初代フィット大ヒットしましたよね?
トヨタヴィッツの対抗馬としてデビューした初代フィット。コンパクトカーであのまとまったデザインは僕も衝撃を覚えました。
確かカタログ燃費でリッター20kmを超えるという。その当時僕はFD3Sに乗っていたので、実燃費がリッター4km台だったので、
「フィットはリッター20kmオーバーで走るのか?」
とびっくりしたのを覚えています。実燃費はおそらくリッター15km程度だったのかもしれませんけどね。
そんな初代フィットにはツインプラグという機構を備えています。1つのシリンダーに対して、プラグを2つ使ってるんです。なんで?
答えは簡単。混合気をロスなく点火するため。
プラグって普通シリンダーの真上の真ん中に取り付けられています。が、混合気と回転数によってはやはりノッキングが起こったり、完全にもえにくかったりいろいろ問題もあります。
ロータリーエンジンではやはり2プラグで、リーディングプラグとトレーディングプラグがついています。
そんな初代フィットのプラグ。
4気筒なので8本も使ってるわけですが、
ホンダのメーカーによる粋な計らいがあったのです。
それは、手前と奥でプラグのメーカーが違う。
NGKとデンソーの2大国内プラグメーカーを両方採用しているという粋な計らいなんですよ。
うーん、お心遣いに恐れ入ります(笑)
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。