フラッシングの効果だけじゃない!2500km走行でオイルがこれだけ真っ黒になった理由何?

先日、遅効性のフラッシング剤を試してみたので、改めて感想を書いてます。

右が新油で左がフラッシング剤入りの排出したオイルです。

使用期間は2500km走行でちょうど3ヶ月位です。エンジンオイルはシビアコンディションを守って交換しているので、毎回2500km毎に交換をしています。

一般的な使い方を考えれば早いタイミングで交換しているかなと。

改めて、2500km走行のオイルと新油を比較してみると、こうも色あいが違うものかなとびっくりします。

今回はフラッシング剤を入れていたので、なおさら汚れを落としているとは思いますが、思った以上に真っ黒です。

自分の車でオイル交換をしてきた経験をもとに書いてみると、2500kmでここまでオイルが真っ黒になるというのは珍しいです。

きちんとオイル交換をしてきた車だと、ここまでは汚れません。昔ステップワゴンに乗っていたころがありますが、3000kmを超えたらオイル交換をしていました。

奥さんが新車で買った車で、ずーっと自分でオイルを交換してきましたが、3000kmを超えてもオイルはほぼ透明のままだった。カプチーノに乗っていた時もそうです。ほんのり茶色っぽく見えてくる頃ですが、ここまで真っ黒にはなりません。

フラッシング剤を入れるとどうしてオイルが黒くなる?

そもそもフラッシング剤っていうのは、エンジン内部の汚れを落とすことを目的とされた添加剤です。即効性と遅効性があります。

即効性のフラッシング剤は、水のようにしゃばしゃばしているのが特徴です。遅効性のものは逆にネバネバしています。

どちらもエンジン内部のスラッジなどを溶かして排出してくれます。

僕が乗ってる車は、エンジン内部にスラッジが堆積するほどオイル管理が悪かったわけでもありません。

ヘッドカバーを開けてみると、若干シャフトなどがオイル焼けして茶色くなっているくらいです。

スラッジがあったのなら、それを溶かしてオイルに取り込み排出させるので、これだけ汚れるのは納得できます。

しかし、エンジン内部がそれほど汚れていないのにもかかわらず、オイルが真っ黒になるというのはどういうことなのか?

オイルが汚れるのは、オイルが仕事をしているという事とエンジンの状態による

エンジン内部にスラッジがないのに、フラッシング剤を入れたらオイルが真っ黒になった。これは違う側面からオイルが汚れを包んでいる証拠でもあります。

今回オイル交換をするまでの間、エンジン内部をいろんな側面から奇麗にするために試したことがいくつかあります。

まずは吸気ポートの清掃です。

真っ黒だったバルブ廻りを、添加剤やキャブクリーナーでここまで奇麗にしました。

そして、燃焼室もきれいにしようとフューエルワンなどを何度かいれています。

フューエルワンを入れて、ピストントップや燃焼室のクリーニングも行っています。

これらの汚れがオイルに包まれて排出された為、2500km走行でも真っ黒になったと推測できます。

オイルが汚れるのは、いいことである

エンジンオイルが汚れる理由って、もちろん酸化して摩擦を繰り返されることで焼けてくるということもあります。

その他にも燃焼時の燃えカスなどをオイルが包み込んでいくということ。エンジンのスラッジなどを包んでいくということなどが挙げられます。

もし、オイル交換をしても全く汚れないオイルがあるとすれば、それはそれで問題です。

オイルが汚れないという事は、不純物を取り切れていないという理由にもつながります。

今回2500km走行のオイルがここまで真っ黒になったのは、エンジン内部をフラッシングしたということ。吸気ポートを徹底的に清掃したということ。燃料添加剤で燃焼室もクリーンにしたということ。

この3つが大きいと思います。フラッシング剤を入れないで、且つ吸気ポートや燃焼室を何もしなければここまでオイルは汚れなかったはず。

オイルが汚れているという事は、オイルがきちっと仕事をしてくれているということにもつながります。

もちろん新車から短いスパンでオイル交換を繰り返してきた車は、オイルはほとんど汚れません。ただし、オイルの汚れはスラッジだけではないので、今回のように燃料添加剤や吸気ポートを清掃すると、おそらくはいつも以上に汚れるだろうと。

今回はオイル交換時にデュアルブをいれました。エンジン内部をクリーンにするというよりは、オイルの性能を底上げしてくれる添加剤です。

これでまた2500km走って、汚れを観察してみたいと思っています。

皆さんのオイルはどの位汚れていますか?

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