車のメンテナンスであるエンジンオイルの交換。自分でオイル交換ができる人向けの記事になります。
オイルを自分で交換する時、もちろん買ってくるわけですが大体の人は4L缶で買ってる人が多いと思います。
しかしあえて4L缶ではなくて、20Lのペール缶で買うというのはどうなのか?という事。
目次
20Lのペール缶でオイルを買うメリットは?
20Lのペール缶でオイルを買う人ももちろんいると思うんですが、一度でオイル交換をするときは4L前後あれば事足ります。
20Lのペール缶で買うという事は、何回か分のオイルになります。
そもそも量が多い20Lで買うメリットは何なのか?まず最初に言えるのが同じオイルでも金額が安くなるということ。リッター当たりの単価が安くなります。
これは、オイルのパッケージを考えれば当たり前の事で、量が少なくなればなるほど入れ物がたくさん必要になります。まとめて大きな容器で買えば安くなるのは当然です。
次にまとめ買いするメリットは、細かい量に関してです。例えばミニバンクラスになるとオイルフィルター同時交換で4.2L使う車があります。ステップワゴンやヴォクシーなどがそうでした。
これだと4L缶だと厳密にいうと少しオイルが足りなくなります。
20L缶であれば、3回はきちんと交換ができるということです。4Lで足りない車に対して4L缶を2使うのもなぁと思ってしまいます。
この辺りがオイルをまとめ買いするメリットになります。
使用量の多い車や台数がある家はまとめ買いがお勧め
20L缶でオイルを買うのをお勧めするのはどんな場合か?1回のオイル交換で5リットルとか6リットルとか使う車ですね。ディーゼルエンジンの貨物車なんかこれにあたります。
そして排気量の大きな車もオイルをたくさん使うのでお勧め。
さらには、家に何台か同じオイルを使える車などがある場合。
これらの共通点は早いスパンでオイルを使い切れるという点につきます。4Lで買うのが微妙な量だったりすると、まとめ買いが威力を発揮してくれます。
開封後のオイルは密封して日陰で保管を
オイルをまとめ買いするということは、メリットがいくつかあることは紹介した通りです。それでも一度で20リットルを使い切れるかというとそうでもありません。
一度開封したオイルはきちんとした保管をしないと劣化が進みます。
どのように保管をすればいいのか?当然のことながら、蓋を密封した状態にするということ。そして直射日光などを避けて日陰で保管すること。
物置やガレージの隅などに置いておくのがベストです。間違っても屋外保管は駄目です。
雨風がしのげる日陰で保管をすること。
これらの保管スペースがない場合は、まとめ買いをすることをお勧めできません。
まとめ買いのデメリットはいろんなオイルを試せないこと
僕が思うまとめ買いにおける最大のデメリットは何かというと、いろんなオイルを試せないということです。
オイル交換を自分で行う人は間違いなく車好きな人です。車が好きな人なら、いろんなエンジンオイルを試したくなるもの。
まとめ買いをするとそれができなくなります。
僕はいろんなオイルを入れたい方なので、その都度自分で選んでいます。オイルを換えることで車のフィーリングがどのように変化するのか?それを試すのが楽しいからです。
いろんなオイルを試していって、自分に合った最適なオイルが分かった時。そしてそのオイルが20Lのペール缶で売られていることが分かった時。それがペール缶で購入する最大のタイミングかもしれません。
今度僕も20Lのペール缶でオイルを買ってみようかなと目論んでいます。オイルはバイク用です。20Lもあると一回のオイル交換で1Lも使わないので、相当持ってしまいますが、リッター当たりの単価が安くなるのがメリットです。
その分早めにオイル交換をしてあげてもいいわけですからね。
セールをしている時に気にいったオイルをまとめ買いするのは、ランニングコストをうまく下げてくれるのでお勧めです。
空の容器処分にもさほど困りませんからね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。