新型のノア・ヴォクシーがデビューしました。
WEBですでに取り扱い説明書が閲覧可能になっているので、早速気になる部分を確認してみました。
新型のノア・ヴォクシーにはガソリンモデルとハイブリッドモデルの2本立てでラインナップしています。
ガソリンモデルのエンジンは2.0LのM20A-FKS、ハイブリッドモデルのエンジンはと1.8Lの2ZR-FXEのです。
今日はハイブリッドモデルについて取り上げてみます。
2ZR-FXEはすでに他の車にも搭載されています。
新型ノア・ヴォクシーハイブリッドのエンジンオイルはどうなっているか?
工場充填オイルは
トヨタ純正モーターオイル SP 0W-16となっています。粘度が0W-16です。
ヤリスのハイブリッドエンジンに充填されている、エンジンオイルは0W-8という超低粘度オイルなので、ノア・ヴォクシーもそのオイルを入れてくるかと思ったら違いました。
その他に0W-20と5W-30も使用可能とされています。
オイル交換のみで3.9L。オイルフィルター同時交換で4.2L入ります。
今回の新型ノア・ヴォクシーを開発するにあたって、トヨタは新型のオイルを内製しています。
どんなオイルなのかというと、使われている部位はハイブリッドトランスアクスル。いわゆるミッションに当たる部分ですね。
説明書に記載があるトランスミッションのオイルがそれにあたります。
新開発されたオイルはe-トランスアクスルフルードTEです。これはE-Fourのリヤアクスルにも同じフルードが使われています。
このe-トランスアクスルフルードTEは新設計されたオイルで、他の銘柄のオイルを入れることは厳禁です。
従来型のハイブリッドトランスアクスルにはATFを使っていました。これを新設計のオイルに変えています。
ATFよりもかなりサラサラのフルードです。気を付けてください。
今までのトヨタ車だと、スマートキーの電池ってCR1632とかCR2032などを使っていました。
今回新型のノア・ヴォクシーに使われているスマートキーの電池はCR2450を使用しているようです。
CR2450って、他の車種でパッと思いつくものがないので、在庫しているところが少ないと思います。
トヨタハイブリッドシステムも第5世代になっています。いろいろと進化をしているので、従来型と同じ感覚でメンテナンスをするのは避けてくださいね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。