今日車検を預かりに行ったときお客様がいいました。
「俺はオイル交換を2000キロごとにやっているから、何にもしなくていいからさ」
と。何にもしなくていいというわけにはいかなかったけど、オイル交換を2000キロごとにやっているということに考えさせられた。
車はスズキのキャリーの軽トラでした。
僕は自分の車のオイル交換は半年に一度行っています。
距離はいわゆるチョイノリであまり乗りませんが、時間管理で換えています。
オイル交換を2000キロで行うということはランニングコストもかかる。
お客様の使用状況からすりと過剰な交換という部類にはいる状況でした。
うちの家族用のステップワゴンなどはやはりかみさんも使う用事などがありますし、僕の予定とあわないことが多い。
なのでオイル交換は3000キロを過ぎてから5000キロまでの間にやろうと曖昧な感じです。
昔はきっちり3000キロこえたら交換。などとやっていましたが、
今ではそれを許せるゆとりが持てるようになりました。
このステップワゴンも20万キロまでは使いたいなあと思っていますし、それに耐えうる位の整備でもこの位のゆとりでいいかなあと。
今まで何台ものエンジンを見てきたけどそこまでシビアにならなくてもいいかなあと思ってきた。
どんなにオイルをまめに換えてもシリンダーは減るし、オイルも漏れてくる。
だったらオイル交換のお金をエンジンの他の部品にまわすのはどうだろうか?
実際このキャリーはエアクリーナーは真っ黒でプラグもかなり減っていた。
まっ、僕も新車を買ったらまめにオイルを換えちゃうんだろうなあ。
気持ちは痛いほどわかるのでした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。