度々罠にハマることがあります。マツダ2のスパナマークが点灯したということでお客さんが入庫してきました。
すでにオイル交換などは済んでいるというので、その時にリセットをかけてないのかなと。
取り扱い説明書や電子マニュアルをみると、マツダコネクト搭載車はディスプレイオーディオからリセットをすると記載されています。
ちなみにスパナマークが
点灯は定期点検、オイル交換の時期
点滅はディーゼルの水抜きの時期
と分けられています。今回入庫してきたマツダ2はディーゼルでした。
電子マニュアル通りに、マツダコネクトからリセットをかけてみます。
アプリケーション
車両ステータス
メンテナンス
まずは定期点検
リセット
つづいてオイルの方です。
同じくアプリケーションから車両ステータスのメンテナンス
リセット
これでリセット完了!
とおもってメーターを見てみると
しーんとスパナマークはまだ点灯しています・・・。
なぜ消えないスパナマーク?エンジンオイルの量が入りすぎていると、ワーニングとして点灯させると説明書に記載があったので、どこかでオイル交換をした時に入れすぎてるのでは?と、量を確認すると悪くない・・。
なんでスパナマークが消えないんだ?と。もしやと思ってこちらも試す。
まずは電源をOFFにします。
オドメーターの切り替えノブを押しながら電源をON
すると三角表示のマスター警告ランプが数秒間点滅します。その後、スパナマークが消灯します。
マツダ2の場合、ディスプレイオーディオ側でリセットをかけてもスパナマークが消えないことがあります。
その場合、オドメーターノブでのリセットを試してみてください。説明書の記載方法では消えないことがあるので注意が必要です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。