ごく稀に、街中で走ってるセンチュリーを見かけることがあります。
センチュリーというのはトヨタの車で、主に企業の役員や政治家、皇室など、特別な人々が移動手段として使用するショーファーカーとしての役割を担っています。

特徴的なのはまずはエンジン。
このセンチュリーに搭載されているエンジンはV型12気筒エンジン。
片側に6気筒ずつという国産で稀に見るエンジンです。

この手の車は外敵から襲われることも考えていて、故障で止まることは許されません。
このV12エンジン、片側6気筒ずつに燃料ポンプが付いています。
万が一一つの燃料ポンプが壊れたとしても、方側6気筒で走り抜くことができるようになってる。


そしてもう一つ特徴なのは、防弾ガラスを使っているという点。
これをみてください。

パワーウインドウのガラスです。

ガラスが超分厚いです。
銃で撃ち抜かれないようになってるわけですね。
すごいですよね。
アメリカ大統領の乗るビーストという車もそうですけど、何かあっては困るということで、各所に手が込んでいます。

センチュリーは5000ccになるので、毎年の自動車税もすごいです。
88000円から97000円かかります。13年、18年越えで税率が変わりますので。
とはいえ、一度は乗っておいてもいいかなと。当時のテクノロジー満載の車です。

ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。