1日車検が可能になる条件とは?どんな車もできない場合もある

車検整備を工場に依頼する時、日数ってどのくらいかかりますか?

うちの会社では可能な限り車検証の登録も済ませたいので、2日間いただくことを前提で話を進めています。

しかし、なかなか2日間も車を預けられない!という人もいるので、1日車検というメニューもあります。

車検整備って、最短だと1時間以内でやってしまう業者もあります。

その差は一体なんなのか?

保安基準に不適合部分がなければ1時間くらいでも作業可能

実際に1時間車検とかやってる業者があるので、車検整備を1時間で行うことは可能です。

指定工場で車検をする場合、分解整備記録簿に伴う点検を終わらせて、検査をして問題なければ車検は終了となります。

現車を分解しないで、検査ラインだけ通して適合!とするのは不正車検になるので絶対にダメです。

ただし、整備をやったことにして陸事でユーザー車検でラインを通せば、それだけで車検は通ってしまうのが現状です。

指定工場では必ず分解整備と検査がセットになります。

1日車検ができるかどうかのボーダーラインは、入庫時点で保安基準にひっかかる部分がないということ。

一番困るのが灯火類の破損です。これは交換しないと車検に通らないし、部品を在庫しているところはほぼないので、部品の納期が間に合わなければ1日車検ができなくなると。

今日も1日車検でやってもらえる約束だったという電話をもらいました。安易に営業が引き受けたようですが、一日車検ができるかどうかというのは、車を見てみないと確実にいえません。

逆にいえばどんなに古い車であっても、検査基準を満たしていれば1時間で車検をすることだって可能だということですね。

1日車検を引き受ける時は、もちろんできるかどうかはみてみないとわからないと言っておかないとトラブルの元になります。

どんなに新しい車だって、交換しないと車検に通らない部位があって、部品が間に合わなければ1日車検はできないということです。

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