走行距離が19万キロを超えて、バッテリー警告灯が点灯したアトレー。
修理の内容は、オルタネーターをリビルトへ交換するものになりました。
ただちょっと気になったので、交換した後の古いオルタネーターを少し分解してみました。
バッテリー警告灯、いわゆる充電警告灯が点灯してしまったオルタネーターのブラシってどんんあ状態なのか?
単純に興味があったので。
オルタネーターはリビルトへ交換。全体的にやれているので、19万キロも走ったらブラシだけではなくリビルトで交換が正解だと思います。
そしてこちらが古いオルタネーターです。
ブラシはどのくらいの状態になってるのか・・?
さすが19万キロ。オルタネーターの中身も錆びていて、ブラシホルダーのネジが回りません。
やむを得ないので、まわりごとごっそり外して点検しました。
こちらがブラシの状態です。
1つのブラシは少し残ってるように見えますが、もう1つのものは完全にすり減ってるのがわかります。
スリップリングの状態。
ご覧の通りです。
ブラシとスリップリングにこれだけの隙間ができてしまっていて、接触できてません。
これでは機能しないわけです。
摩耗限度値を超えて使い続けた結果ですね。他のダイオードやレクティフィアやなどは点検してませんが、それらに問題がなければ当面ブラシのみを交換して続行させることも可能です。
しかし中身がこれだけ錆びてるので、やはりリビルトへの交換をお勧めしますね。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。