エンジン

15年以上経過した車は距離を乗っていなくてもタイミングベルトを交換したほうがいい

車の部品って、走行距離で管理するものと時間軸で管理するものがあります。

エンジンオイルの交換がいい例で、メーカー指定の距離は小型車なら15000kmか1年などと設定されています。

そうかと思ったら、ブレーキフルードは2年ごとに交換。これは距離を問わずです。

走行距離で交換指定されているもの、時間軸で管理するもの。車を健康に保つためには必要な管理です。

一部例外に考えたほうがいいのが、距離で管理されている部品に関しても特に重要な部位に至っては時間軸で管理を加えたほうがいいというものがあります。

それがタイミングベルト。

タイミングベルトって、切れたらその時点でエンジンに深刻なダメージが及ぶ、まさにエンジンの命綱とされている部品です。

通常メーカー指定のタイミングは10万キロに1回交換とされています。

ただしこのタイミングベルト、10万キロ前に切れることある。理由は、古くなって切れてしまったというものがあります。

タイミングベルトは10万キロに達してなくても古くなったら一度交換しよう!

ファンベルトなどが切れたとしても、すぐにエンジンは壊れません。

運悪くウォーターポンプを回してるベルトが切れたらオーバーヒートをして、壊れる事もありますが、そのほかのベルトであればエンジン本体にダメージは入らない。

ベルトを交換すれば復活します。

しかしタイミングベルトは話が違います。

バルブの逃げを作っているエンジンなら復活できますが、8割以上のエンジンは壊れます。

タイミングベルトはほとんどがカバーの中に入っていて、外部からのゴミなどから守られています。補機ベルトよりは守られていますが、素材はゴム部品。

長年使ってくると硬くなってきます。

ベルトが硬くなるという事は切れやすくなるという事でもあります。

新車から2年で10万キロに達したベルトと、20年で5万キロに到達したベルトでは、ほぼ同じようなコンディションだと思ったほうがいいというわけです。

僕も実家の軽トラックのタイミングベルトをこの前交換しておきました。もう20年近く使ってるからです。

古くなったタイミングベルトは交換しておくのがベストです。

チェーンなら大丈夫ですが、ベルトは突然切れることがあるので注意してください。

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